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今週のテーマ ;山王祭 町神輿“下町連合渡御”
日枝神社の山王祭は “神幸祭”(前回105号)に引き続き行われる
“下町連合渡御(とぎょ:神輿を出すこと)”が見せ場です。
江戸時代は幕府の費用で行われる「御用祭」として山車や町神輿の
江戸の下町を練り歩く盛大な祭りでした。
それらは関東大震災、戦争などで焼失。
焼失を免れた山車は地方の町に疎開、江戸下町には何もない時代が
戦後になって町神輿として個々に復活がすすみ・・・
50年が過ぎた 平成18年(2006)、
日本橋、京橋、茅場町の町神輿が連携した「町会神輿の連合都御」 が初めて行われました。
平成20年(2008)には八丁堀も加わり名実ともに江戸下町一
110₋1 中央通りに勢ぞろいの下町町会高張提灯
平成28年は日本橋、京橋など江戸下町15町会の神輿、山車が勢
110₋2 先頭を行く日枝神社宮司
京橋から日本橋まで粛々と、そして賑やかに祭列は途切れなく続き
110₋3 今回は江戸時代からの山車が 疎開していた佐倉市から里帰り参加。
戦禍を逃れて東京を離れていた山車の参加は特に好評でした。
110₋4 勢ぞろいの町神輿
地元の人たちの協力で復活した神輿は15基 元気に京橋を発って行きました。
山ケン
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