2015年12月25日金曜日

12/25 クリスマスの夜間撮影テクニック




山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。

*ファイルが開けない人が居りましたら このmail返信にてお知らせください。

写真便り20151225(79)号
今日の便が2015年の最後になります。
2014年6月から始まった写真便りも1年半が経ち 写真こま数も300枚を越えました。
皆さんのご支持もあり 毎週の発行を仕事(道楽!)と思い楽しんでいます。
皆さんには 山ケン道楽にお付き合いいただき感謝、感謝です。


今週のテーマ;クリスマスの夜間撮影テクニック

クリスマスは「聖夜」と言われるとおり「夜」が主な背景になります。
夜の撮影では光と周辺の明暗差が大きいので露出には気を使いたいものです。




79-1東京にようやくたどり着きました
スカイツリー訪問のサンタさんはスキーで登場です。
・カメラフレーム内が暗い面積が多く主人公を目立たせるには
 マイナス補正が必要になります⇒マイナス2.0

79-2「仕事終わったネ」
12月クリスマス前の川崎駅前 ラゾーナです。
・雨の後の路面反射が多く全体を明るく写したいため 露出補正はプラス0.3でした。


79-3 冬休みだヨ
東京丸の内のビルの中です。
・画面の明暗差が少なく露出補正は行いません。カメラ任せの±0です。

79-4 綺麗だね
・ショウウインドウの反射も考慮して補正はマイナス0.3です。


*露出補正の仕方は先週に次いで2回目です。
基本は 全体が暗い画面では「マイナス補正」明るい時は「プラス」です。

デジカメの露出補正は皆さんどなたでもできます。
綺麗な写真のため頑張ってください。
方法はカメラメーカーで少し違いますが必ず機能があります。
わからないときはお使いのカメラ名をご一報ください。

山ケン

2015年12月12日土曜日

12/11 「ある白鳥家族の1年間の観察記録 フォト日記 【手賀沼に暮らす白鳥「僕だって飛びたい」】」のその後

山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。

写真便り20151211(77)号

今週のテーマ;20151103(72)号 「ある白鳥家族の1年間の観察記録 フォト日記
【手賀沼に暮らす白鳥「僕だって飛びたい」】」のその後です。







*コブハクチョウについて
 コブハクチョウは、日本では1952年に皇居外苑の壕に放たれ、その後1975年に
函館市の大沼公園に1つがいが放たれた。1977年に大沼公園からウトナイ湖に移り
1978年からウトナイ湖で繁殖、その後急速に各地に拡散しました。
 2010年彼等の生息分布が47都道府県中39県に拡散していることが確認されて
います。

*手賀沼に住みついてから
「1987年に手賀沼に寄留したコブハクチョウが初めてつがいになり定着した」と
我孫子市“鳥の博物館”の学芸員から報告書をもらい 興味を持ちそれとなく観察を
始めた。
しかしコブハクチョウは地元の野鳥クラブ員などには「外来品種⇒野鳥ではない」
との理由であまり注目されず調査対象から外されていることを知った1999年から
沼での生活に興味を抱き観察を開始して現在に至っています。

*今後考えなければならない課題⇒個体数が増えすぎではないだろうか?
・白鳥の生活はペアーの縄張り主張が強い。
・食性は植物(冬は水生植物の根)のため縄張り内の草が常食。
・水際だけでなく付近の田にも侵入するので田植え時期は農家泣かせ。
・現在の手賀沼の現在の水域の周囲:約20K㎡である。
・彼らの餌を賄う縄張りの広さから見ると営巣場所が限られてきた感がある。

*そろそろ個体数増加を止めなければ・・と考えられます。

山ケン

2015年12月5日土曜日

12/4 都会 季節の風景 秋の色




山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。

写真便り20151204(76)号

今週のテーマ; 都会 季節の風景 秋の色



76-1増上寺
東京には江戸時代から引き継がれた遺産が多い そこには季節の風景が沢山ありま
す。
忠臣蔵で有名な増上寺は紅葉が話題になることはない、でも上空からの秋の眺めは如
何ですか?
境内はケヤキの紅葉(明るい茶色)が鮮やかな秋を演出してくれていました。

66-2誰も居ない公園のベンチ
初冬 葉が少なくなったときのケヤキの紅葉はなぜか心の奥に残るものです。
仕事帰り 立ち寄った日比谷公園 ホットするひと時です。

76-3 アメリカフウ並木
東京の郊外 柏では“アメリカフウ”の街路樹が目立ちます。
市の木は“かしわ”なのですが 街路樹には向かないのか代わりにアメリカフウが多

その渋い紅葉が写真心を刺激してくれます。

・アメリカフウの別名⇒モミジバフウ(紅葉葉楓)
 マンサク科フウ属 落葉高木
 大正時代に入ってきた樹木で 自生はなく公園、街路樹として植えられている。
・原産地は 北米中南部、中米

76-4庭のアメリカフウ
ネコの額ほどの庭に引っ越してきた時に植えた細いアメリカフウが
35年経って 根元経が35㎝にもなってしまいました。
毎冬 小枝を丸坊主に切るのに 夏1mも伸びて木陰を造り、秋 紅葉を楽しませてくれ
ます。

撮影行の行動半径が狭くなった今の山ケンには
庭の草木が 季節の被写体になってくれるありがたいところです。

山ケン

2015年11月28日土曜日

11/28 11月 散歩道の収穫

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。
写真便り20151127(75)

今週のテーマ;11月 散歩道の収穫

手賀沼周辺はどちらかと言うと手入れをしない自然の状態が多く
園芸種の草花がいつの間にか野生化していて、
花写真マニアにとっては楽しい収穫があります。








75-1 ハゼの紅葉
ハゼの木はウルシ科の落葉小高木で紅葉が鮮やかです。
面白いことに全ての葉が一斉に紅葉するのではなく葉が一枚づつ
紅葉を始め、数日してすべてが紅葉し、落葉します。

75-2 サザンカ 【ツバキ科 カメリア(ツバキ)属 高木】
“サザンカ梅雨(11月の「梅雨」のような雨)”が何日か続き
散歩もままならない日でしたが、
今朝は久しぶりに光がまぶしい公園で見かけたサザンカです。

75-3 皇帝ダリア 【多年草・宿根草】
別名“立木ダリア”と言われ 丈が3~4mにもなることから
「皇帝ダリア」と言われたそうです。
朝の散歩 ふと見上げると 「おはよう!」と咲いていた
・・・こんな朝です。
最近はこの花のファンが増えてきたようです。

75-4 ランタナ 【タマツヅラ科 ラン属 低木】
ランタナの和名は「七変化(シチヘンゲ)」と言われ
花期が長く 開花初期の淡い色から順次濃い色に変化して楽しいませてくれます
朝露に濡れる姿も今年最後でしょう。

・花色は多く赤・橙・黄・紫・白などがあるそうです。

山ケン 

2015年11月21日土曜日

11/20 手賀沼に飛来した珍しい鳥たち

山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。
写真便り20151120(74)号
今週のテーマ;手賀沼に飛来した珍しい鳥たち

手賀沼には季節の変わり目、台風の後などに色々な鳥が寄留します




これらの写真は散歩の途中で確認、撮影したものです。


74-1バリケン(野バリケン)
・カモ目カモ科のバリケンは かつて食用家禽として持ち込まれたが
家禽としては沖縄で少し飼育されている程度。
・飛翔能力が少し残っていたことで篭脱け(飼育場から脱走)して
各地で生活している。
・大変美味な肉だそうだ。
・分布は正確なデータはないが、沖縄では野生化が かなり多く確認されている。

74-2 コクチョウ(カモ目カモ科)
・自然分布はオーストラリア、ニュージランド。
・雨覆い羽(風切羽を保護するための短い羽⇒写真左上)は黒いが
風切羽は中央部が白く広げると美しい(写真左下)
・1955~60年に京都、東京、大阪につがいを輸入、飼育(半飼育)繁殖させていた。
・茨城県(主に千波湖)で繁殖している⇒繁殖力強い
・宮崎.北海道,岩手,宮城,福島,栃木,群馬,
千葉,東京都,埼玉,神奈川,大阪府,京都府でも観察例がある。


74-3 カナダガン(カモ目カモ科)
・自然分布⇒カナダ、北米
・鑑賞用に輸入 放し飼いしたものが野生化した。
・宮城、茨城、山梨、神奈川、静岡で観察多い
・良く似た鳥で、冬 希に飛来する野鳥シジュウカラガンは
体が少し小さく、頭頂部が平らで首、嘴が短い。
しかし直接比較しないと判別は難。


74-4 ホシハジロ(カモ目カモ科ホシハジロ属
・自然分布⇒ヨーロッパ~シベリア
・日本では冬鳥として各地で観察されている。
・北海道で一部繁殖確認がある。

74-5 アカガシラサギ(コウノトリ目サギ科アカガシラサギ属)
・自然分布⇒インドネシア、カンボジア、タイ、中国、台湾
・日本では冬季に越冬のため、主に
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E8%A5%BF%E8%AB%B8%E5%B3%B6> 南西諸
島に少数飛来(冬鳥)している。
・兵庫県神戸市でも越冬記録がある。
・まれに渡りの途中に旅鳥として飛来し、
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%9C%8C> 秋田、  <https:
//ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E7%9C%8C> 熊本、
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C> 千葉では繁殖例が
ある。

山ケン

2015年11月14日土曜日

11/14 風景/スナップ写真の中の人

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り20151113(73)

今週のテーマ;風景/スナップ写真の中の人
  
・人が写り込む風景/スナップ写真をとるときに必ず考えることがあります。
・その人の肖像権/プライバシー権など人格的利益を侵害しない配慮。
・その人の画像イメージが“楽しい/穏やか/悲しい”などを考え
“楽しい・穏やかな表情”を感じたときにシャターを切るようします。









73-1日比谷公園にて
仲間で秋の写生に来たのでしょう 今日の成果のお話し中ですか。

・初秋の緑陰です、日比谷公園の表通りと違う雰囲気を狙いました。

73-2日比谷公園にて
まだ朝です、公園に立ち寄った二人、
お菓子でも食べようとしているのでしょうか 穏やかな感じでした。

・オフイスに向かうために一つ手前で下車 日比谷公園を歩く、
秋の朝はいろいろなイメージの絵が作れます。
・ケヤキの黄葉は日ごとに変化していました。

73-3都心の高層ビルのお昼時
左の二人⇒「家はあの方角だね」「こっちの方に住みたいナー!」
右のサラリーマン風の2人⇒「・・こうだと思うよ」「そうだネ」

・六本木ヒルズの展望階です。
シルエットにすると堅苦しい肖像権などに煩わされないで
主人公にでき 作品イメージが膨らみます。

72-4, 5 落日を惜しんで
夕陽を見ながらのおしゃべり いいですネ!

・実はこの日928日はスーパームーンでした。
二人は友達で 月の出を待ちながらの写真談議だったそうです。
僕も合流させてもらい、スーパムーンを撮りました。
スーパームーンの大きさを感じてもらう良い画像が上手くできず
ありきたりの望遠写真(1200㎜)になってしまい、スミマセン!

山ケン