2017年2月26日日曜日

2/24 春の兆し







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今週のテーマ;春の兆し

“如月(きさらぎ)・雨水*”・・・雪が去り春を感じる言葉に誘われ野に出てみました。

140₋1 サザンカ

公園のサザンカも最後の花を付けていました

140₋2 光の季節

林の中で枯れることなく過ごしたヤツデの葉もことさら緑が透けて・・・

140₋3 オオイヌノフグリ

いつものサイクリング道の垣根の陽だまりにオオイヌノフグリが・・・

*花の直訳名は「大犬の糞」、
こんなかわいい花になぜこのような名が付いたのですかね
“昔、犬が糞をするところに決まって咲いていたので名付けた”とか!

140₋4 ホトケノザ

土手を隈なく探すとこんな花(ホトケノザ)が・・・

もうすっかり春です。

*雨水(ウスイ)⇒二十四節気の1つ、冬の降雪が春の雨になる季節。今年は2月18日

山ケン

2017年2月22日水曜日

2/17 喜寿を待つパラグライダー男






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今週のテーマ;喜寿を待つパラグライダー男

冬の船橋海浜公園三番瀬で元気なおじさんに出会った
彼は一人でパラグライダーを車から運んできた
海鳥撮影に来たのに いつの間にかおじさんと一緒に海岸に向かっていた・・・

139₋1 いざ、空へ

亀井亨(76歳)さんはもくもくと飛行準備をしていた
彼は定年の時パラグライダーで空を楽しむことが夢だったそうだ
それから10年、単独で学び、一つ一つ関門を通過・・・

エンジンの調子良好!

139₋2 飛んだ

風上に向かって10メートルほど走って
「行ってきまーす」と大声をあげ
大潮の干潟に軽快なエンジン音を残して上空へ舞い上がった

139₋3 夢の中

空は青く太陽は眩しかった
彼にとって その空は十数年持ち続けた夢の世界なのかも・・・
喜寿の祝いは「空で」と話してくれた

139₋4 飛行を終え

ライダー姿の亨さんを見て中年の夫婦が話かけて来た
彼女は連れに向かって「あなた、もう定年なんだからこんな趣味にしたら」
男「そうだなー」としきりにエンジンのメカを眺めていた
亨さん「飛べますよ」と いろいろなことを 堰を切ったように話し出した・・・

海岸はいつの間にか上げ潮になっていた
鳥撮影は次の大潮まで待つことになった。

後日この4枚の写真を亨さんに送って大変喜ばれました。

山ケン

2017年2月10日金曜日

2/10 らん展で花の写真を撮ろう









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今週のテーマ;らん展で花の写真を撮ろう

明日2月11日から17日まで東京ドームで「世界らん展」が開かれます。
花の写真大好き人間にはたまりません。
会場での撮影ヒントを考えました。

今回は写真撮影ベテランの皆さんには余計な解説です、カンベンしてください。

138₋1 昨年の会場

会場は広く大変混雑します。会場では写真撮影はOKですが三脚は使えませんので
手持ち撮影になりますからASAセットをできるだけ高くし、極力高速シャッターを
使います。
 *シャッター速度はレンズの焦点距離数値の逆数⇒200㎜レンズでは200分の1より高速に、
  理由は「手振れ防止」です。
山ケンはシャター速度優先を使用して、レンズ焦点距離により値を選ぶことが多いです。

138₋2 らん展より8260

バックが明るい“ひな壇”展示が多く
遠くの展示品で好みの被写体をクローズアップする撮影が増えます
200㎜程度までの望遠ズームレンズがあると便利です。
バックが明るい場所で花のアップ撮影は露出補正をプラスにした
「ハイキー調(花が明るい)」がきれいに撮れます。
露出補正が出来るカメラでは「+1.0以上」が良い場合が多いです。

*データ⇒ISO:1600  f5.6 レンズ約120㎜ シャッター1/160 補正+0.3

*花の色による露出の目安;①暗い深紅の花は「補正-1.0程度
②明るい黄色、ピンクなどは「補正+0.7程度」 ③緑・青が中心は「標準±0」

138₋3 らん展より8340

展示品によってはバックを暗くしています。
バックが暗い所で花の露出は「暗く(ローキー)」にします。
この写真の場合ではバックの面積が少ないので、
平均測光のカメラでは「-0.7程度以下」が適当でしょう。
中央重点測光のカメラでは 補正±0

*データ⇒ISO;200 f3.5 レンズ約50㎜ シャッター1/80 補正-0.7

138₋4 らん展より2626

明暗差が少ないのでカメラ設定は「昼光」「平均測光」が良いでしょう。
会場の照明は特別な演出が無い限り「昼光光源」です。

*データ⇒ISO:220 f3.5 レンズ約60㎜  シャッター1/30 補正+0.3
 シャター速度が遅いので手振れに注意しました。

138₋5 らん展より2645

蘭の花を組み込んだオブジェ(造形)作品は
バックに注意して他の作品が映らないようにして撮影します。
このケースではバックの白い紙の面積が広いので露出は+1.0くらいです。

*データ⇒ISO;100 f3.2 レンズ約33㎜ シャッター1/30 補正+0.7

138-6 らん展より8226

暗いバックで花が中間調の時です。
花にスポットライトがあたり 露出補正-1.0(設定値)がピッタリでした。
この画像で"明るさの諧調が0~10段階"すべてありました。

*データ⇒ISO;1600 f5 レンズ約60㎜ シャッター1/30 補正-1.0

山ケン

2017年2月4日土曜日

2/3 冬の清澄庭園








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今週のテーマ;冬の清澄庭園

寒中の清澄庭園に自転車を走らせました。

江戸東京9庭園* の一つ“清澄庭園”は紀伊国屋文左衛門の屋敷を
下総関宿の藩主・久世氏が下屋敷とした場所です。

 明治13年(1880)岩崎弥太郎が買い取って
三菱社員の慰安と賓客接待用に庭園を造成、中央の泉水に隅田川から引水、
回遊式築山林泉庭園が完成したのです。

関東大震災で被災消失の後 三菱3代社長岩崎久弥から東京市に寄贈され、
大正記念館移築などを整備、 昭和7年(1932)に清澄庭園として開園した。

*江戸東京9庭園⇒①浜離宮 ②六義園 ③向島百花園 ④芝離宮恩賜庭園
⑤清澄庭園 ⑥小石川後楽園 ⑦旧古川庭園 ⑧旧岩崎邸庭園 ⑨殿ケ谷戸庭園(国分寺)


137₋1 中の島を挟んで見える大正記念館

雪つりが郷愁を誘う中の島の先に大正記念館が見える

137₋2 中の島への橋

箱庭のような日本庭園の中の島

137₋3 回遊路から涼亭を見る

池の回遊路からの眺めは変化に富んで飽きることがない

137₋4・5 池の番人

回遊路脇の石畳みに陣取るアオサギは冬鳥たちが群れる池の番人になったつもりか
散策する人たちの手が届くところでも全く逃げないので驚きです。


昼、好きな鳥の写真も撮れ 気分も良くなったついでに
節分も目前なので今まで食べたことがない「噂の恵方巻」を早く食べられないかと
寿司屋を探したが見つからず ラーメンになってしまった。

家に帰って人に聞いたら 今年の恵方は“北北西”で
「恵方巻は節分に恵方に向かって食べなければ駄目」と聞かされた

行った方角が家から「南南東」で全く逆、「食べるのは節分前では意味なし」と言われた。
やはり 山ケンは「恵方巻」には縁がなかったのです (笑)