2015年8月23日日曜日

8/21 街のスナップ写真

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り201500821

今週のテーマ;街のスナップ写真

外出時はいつもポケットにカメラを持って行きます。
用事の間のほんの少しの時間、周辺をキョロキョロし スナップ写真を撮ります。

その際の撮影心得ワンポイント
狙いの絞り込み引き算 です。
写真を見た人が)あなたの狙った対象に視線が向くか・余分なものが
写り込んでいないかを意識します。
(その時) 場の雰囲気を壊さない程度に余分なものを引き算します。
フレーミング/トリミングして)作品にするとき役立ちます。








611 ウインドウショッピング
休日の歩行者天国です。
ショーウインドウと二組のペアー(若者と老人)の行動タイミングをみて1枚。
このシーンの素材(狙い)はショーウインドウのマネキンと通行人です。
ショーウインドウを見ている若い二人のそれぞれの目線方向が狙いです。

・おじいさんおばあさんは ショーウインドウなどには われ関せずで歩いています。
*休日の銀座は歩行者天国なので その雰囲気を出す目的で老人のペアーを
 入れました。

61-2 おばあちゃん待っているかな
空港ロビーです。
夏休みの親子連れの行く先を想像したら子供の心の中が浮かびました。

613 綺麗な写真が撮れます様に
カメラマンの動き、目線が自分の姿を見ているようで・・・「パチリ」
・逆光撮影が好きな山ケンの恰好な光線状態でした。

61-4 速配便
この日の外出時の撮影テーマは「都会で働く人」の姿でした。
この場所で カメラを手に20分ほど待って撮りました。
・自動車より早く目的地に向かう速配便の姿に 心が惹かれました。
*速配便と言う仕事を表現したくて流し撮りをしました。

山ケン

2015年8月14日金曜日

8/14 お盆

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り201500814

今週のテーマ;お盆
国民学校2年生のとき、終戦の日 疎開先だった伯母の家の玄関口で
ラジオを不安そうに聞いている大人達の横を通って庭にまわった。
蝉がうるさいほど鳴いていて ただ ただ 熱い日だった。









601 お盆です ご仏前にどうぞ
この蓮は日の出から40分の姿です。

ハスは日の出時刻から花弁が開きはじめ夕刻前に閉じます。
そうして、翌朝また開くのです。
これを数日繰り返し 花弁を閉じる力がなくなると散って行きます。

蓮は花弁が開くとき「ポン」と音がすると言われ、
確かに外郭弁が開く瞬間 音がしたような気分になりましたが
実際の観察では音は聞こえませんでした。(当たり前!笑)

60-2 昔日を忍んで
シャガ【学名:Iris japonica】は日本、中国が原産の
アヤメ科 アイリス属の多年草です。
Irisはギリシャ語の「虹」のことだそうで色の感じが大変印象的です。
我が家では庭の「エース級」の花として 毎年咲いてカメラに収まります。

60お婆ちゃんの大好きなタマスダレ

白色のタマスダレ(ヒガンバナ科 ゼフィアンサス属)は
義母が健在の頃 季節になると「清純さが可愛いね」と
咲くのを待ちこがれて庭を歩きまわっていました。

開花は彼岸の頃なのですが、お盆で ふと思い出し掲載しました。

60-4 いま風の灯明です
こんなブドウは如何!  仏壇に果物が無いと寂しいものですから・・

60-5 どうぞ召し上がれ
季節もののベリーがトッピングされて「夏」のデザートです。
味覚の満足は無理ですが視覚は感じていただけるでしょうか?

山ケン

2015年8月8日土曜日

8/7 手賀沼に暮らす野鳥たち

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り201500807

今週のテーマ;手賀沼に暮らす野鳥たち








 鳥、昆虫などの撮影は“行動習性”“立ち寄るところ”
を知って辛抱強く待つことです。
大切なのは鳥の目にフォーカスすることが成功の秘訣でしょうか。

山ケンが注意していることは、シャッター速度を可能な限り
高速(レンズにより違いますがおおよそ1/1000より早く)にすることです。

591 オオヨシキリ
オオヨシキリはウグイス科の鳥なので鳴き声が大変大きく
近くで鳴くと頭の直上にいるような錯覚をします。

繁殖時期になると見通しの良い葦の先端などで
「ギョギョシギョギョシ!」とけたたましく縄張主張します。
このため“行行子”などと呼ぶところがあるようです。

59-2 
手賀沼には雉が大変多く、春先、耕作地のわきで縄張り宣言の
♂をよく見かけます。
「雉も鳴かずば・・・」のたとえ通り♂はすぐ鳴き声で発見できるのですが、
♀は姿も地味で決して鳴かないため探すことが難しいです。

59カワセミ
カワセミは用心深い鳥です。
写真撮影のコツはその場所、時刻の彼らの行動を調べ、
カメラを近くに陣取ったら案山子にでもなったように決して動かないで
飛来を待つことです。
右の写真は朝、小魚を狙う場所で、手の届く2m程度の距離での写真です。

59-4 ハクセキレイ
ハクセキレイは以前は冬鳥でしたが、今は一年中生活しています。

セキレイはカメラを手に待っていてもなかなかうまい具合に写真にならない鳥です。
・しばらく観察してその時の動き、習性を知ってカメラを向けます。


山ケン

2015年8月1日土曜日

7/31 白鳥の棲む手賀沼の色

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り20150731

今週のテーマ; 白鳥の棲む手賀沼の色









57-1 金色に輝く夜明け
白鳥は早起きです。日の出前に寝床を離れ食事場所に行きます。

白鳥の寝床⇒抱卵中の家族は巣とその周辺ですが、子供が生まれ
巣を離れると夜を過ごす場所は 安全な場所を選び一定ではありません。
中には外敵が来ない湖上で一本足立や片足を体に上げて水面に漂う
など様々です。
このペアー(抱卵中に巣が流され子無しです)は
日の出前から泳いできた形跡がないので
沈船の上で夜を過ごしたのかもしれません。

57-2青い朝
この家族は子供2羽の生活です。
朝の食事を終え一家で寛いでいるところです。

・右で羽繕いをしているのが♂ 片足を体に乗せてリラックスしているのが♀
中の2羽が子供です。

573昼のまどろみ
季節は初夏、ひなが生まれなかった夫婦や独身族は集団でゆったりまどろみの時間です。
子持ちの夫婦たちは子供を連れて忙しく餌場を転々としていて
まどろむ どころではない季節です。

57-4 紅い夕陽に
3月末、そろそろ繁殖行動の時期で、♂は自分の縄張り確保のパトロールを
忘れません。
縄張りは一度ペアーになった夫婦は毎年おなじで、
巣作りは♂が検討をつけたところに♀が率先して始め、
産卵し抱卵中♂も補強作業を手伝います。

山ケン