2016年8月28日日曜日

8/26 手賀沼で水泳ができるヨ!








山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。
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今週のテーマ; 手賀沼で水泳ができるヨ!

8月21日、一つの台風が北海道へ向かい、次の台風が関東を狙う束の間の晴天、日曜。
待望の手賀沼トライアスロンの開催です。

114₋1 手賀沼の水質データ
手賀沼水質ワースト1からの脱却。
手賀沼は 平成12年(2000)手賀沼水質改善事業により利根川から水を引く
北千葉導水が功を奏して 長年続いた湖沼水質(COD)ワースト1を脱したのが
平成13年(2001)。

未だ環境基準値の5㎎/Lには達しないが、ようやく生活水準に近付いたのを契機に
手賀沼トライアスロンが行われています。今年で11回目です。

114₋2 スタート
午前8時10分スタート。
若者たちはきれいな湖上を元気に泳ぎ出しました。

114₋3 好天にめぐまれたレース
柏に引っ越してきた35年前、夏の手賀沼は アオコに覆われ異臭が強く
とても湖畔を散策する気分になれなかった。
が、今は水しぶきがまぶしく輝いていました。

114₋4 スイミングのゴール
ゴールした若者は次のバイクレースへ

114₋4 湖畔緑道
湖畔には信号、交差点がない自転車/ランニング専用の8.5㎞の緑道が整備され、
湖上ではヨットやカヤックがシーズンをとおして賑やかな手賀沼になりました。

里山の姿が少し変わって「自然派」の写真バカには寂しい気がするのですが、
贅沢は言えないです。

山ケン

2016年8月19日金曜日

8/19 花火








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今週のテーマ;花火

夏の夜は花火です。
手賀沼で恒例の柏市我孫子市合同花火大会が開かれました。
今年は「いつもの花火写真にない写真を・・」と考え意気込んだのですが・・・

113₋1 お月様にとどくかなー
当日は三日月と金星が並ぶ日なので19時半ころの実験写真です!
金星の映り込みは「まあーまあー」でしたが・・・・
単なる記録であまり美しくありませんですねー(´;ω;`)

(撮影データ⇒絞り:f/8 露出:1,3sec 焦点距離:約60㎜ ASA400)


113₋2 超新星?
先に開いた花火の火玉が風に流され始めた直後に次の花火が炸裂。
おどろおどろしい火の粉の中に新星誕生?


113₋3 湖面から日の出?
(これは水中花火です)
点火後水に投げ入れた瞬間に炸裂。
カメラ位置が近く恐ろしい迫力だったのですが・・・
良い絵になりませんねー・・・ 😭

113₋4 手賀沼花火1 2
花火写真はやはりこれが一番安心して見られます(笑)
どうぞ

山ケン

2016年8月14日日曜日

8/12 花








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今週のテーマ ;花

明日8月13日から月遅れのお盆です。夏のお花をどうぞ

112₋1 蓮
つぼみが大きくなって日の出とともに花弁が苞葉を割って開きはじめ2時間くらいで
雄蕊が見えるまで開く。
午後には花弁が閉じる開閉運動をします。
このためミツバチは雄蕊が見える昼前に集中するので撮影のチャンスがあります。

花は約4日目には花弁の閉じる力が弱くなり閉じなくなります。
その後散りはじめ、花軸だけが残り種が成熟するのを待つのです。

*苞葉(ほうよう)⇒花軸の先端で花全体を包んでいる葉
*雄蕊⇒写真では(種になる雌蕊の入った)花軸の周りで
花弁との間に多数出ている白い蕊(しべ)

112₋2 花菖蒲
逆光で見ると花弁が美しく「花のプリマドンナ」に見えませんか?
花菖蒲の好きなカメラ目線です。

112₋3 芙蓉
芙蓉のこの写真は 花弁が開く寸前の姿です、朝日に輝いていました。
芙蓉は日の出とともに咲いて夜しぼむ一日花なので、
あまり見ることがない「開花前のシーン」と思い早朝の頑張り撮影です。

112₋4 向日葵
ただいま18時過ぎ、この畑の”ひまわり”は 夕陽に対面(西向き)することなく
東を向いたまま逆光になっています。
この畑では数百本もある向日葵の90%以上が一日中東を向いていました。
山ケンには“ひまわり”と命名した理由が分かりません(笑)

(追伸)
112₋5 新聞記事
タイミングよくひまわりの新聞記事があり 中に答えがありました!
手賀沼でも同じになるのか暇を見つけて実験してみますか・・・

山ケン

2016年8月6日土曜日

8/5 手賀沼の白鳥たち









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今週のテーマ ;手賀沼の白鳥たち

手賀沼に初めてコブ白鳥が飛来して定着したのが1989年。
我孫子市 鳥の博物館の先輩の観察に刺激されて 山ケンの白鳥生態観察開始が1999年。

ちょうど環境コンサル事業開始(1998年)の翌年でした。
そのころの手賀沼の汚染はひどく「湖沼汚染ワースト1の水質最悪の沼」で、
そこで生活している白鳥の生態が気になり観察を開始したのです。

その翌2000年から国の環境対策事業で利根川から10t/分もの通水がスタート、
ようやくワースト1から脱出したのです。

今年(2016)で17年間 手賀沼の「コブ白鳥」の生態をフォローし続けています。

111₋1 孵化直後の親子(2003年6月)
この親は一度ペアリングに失敗、二度目の産卵で生まれて間もなく
ヒナ1羽を 母親が食事につれていくところです。
白鳥は抱卵期間が40~45日程度かかり殻の中で産毛が生えそろい、
孵化するとすぐに水に入って自力で泳ぎ出します。
ヒナは誕生直後に目の前で動くものを目にすると親と思い込みついて行きます。
雛の毛色は灰茶色でした。

111₋2 白色のヒナ
白鳥は同じ親から“灰茶色型”、“白色型”が生まれる可能性があるのですが、
手賀沼では年を経るとともに白色型ヒナが多くなっています。
“灰茶色型(白鳥本来の姿)”は極端に少なくなってきて少し心配です。

111₋3  2016年 手賀沼のコブ白鳥データ
今年のヒナ誕生は11家族で41羽、その中で灰茶色はたった2羽です。
ヒナはカラスなど天敵(中には人?犬?)に襲われて
今年7月末現在で誕生1週間以内の生死不明が8羽でした。

111₋4 ヒナの毛色
ヒナの毛色が白色に偏ってきた原因は何なのか?
外部との交流が少なく「閉塞地で ルーツ一組から繁殖してきた」ことくらいしか
想像できないのですが、
「近親ペアリング?」、「生活環境が原因?」・・・答えは出ません。

111₋5 無事育っていく子供
誕生から4ケ月、子供は飛ぶ準備で盛んに羽(風切り羽)を鍛えます。
10月ころから飛行訓練が本格化します。
そのころから毛色は白くなり始め1年経つと全くの白鳥になるのです。

山ケン