2018年7月21日土曜日

7/20 らん展にて







213
20180720  らん展にて

今年の夏は 老人には暑さで外出もままならず過酷な気候です。
ここの所 一コマ/1日以上撮影のノルマも消化できません()
と、云うわけで 今回はストック写真です。
ご勘弁のほど・・・

213-1らん展にて6933
213-2らん展にて6828
213-3らん展にて6883
213-4らん展にて6941

山ケン

2018年7月14日土曜日

7/13 “鎮守の杜”そこには樹木に包まれた日本人の原点があります。







212
20180713  
“鎮守の杜”そこには樹木に包まれた日本人の原点があります。

その鎮守の杜を守った 南方熊楠(ミナカタクマグス)と言う男の話です。

212-1 参道を行く
参道の檜並木を撮影していた時 何故か小さな子供の頃に帰っていたような感覚を覚えました。理由は分かりません・・・

2122 社殿にて
ご神木に守られた社殿は懐かしい郷愁が漂っていました。
この少女たちは高校入学のお礼参りだそうです。

212-3摂社
杜の中にはいろいろな“神様”が同居 (摂社:せっしゃ) していています。
この鎮守は千葉県に多い“香取神社”が本社ですが、摂社には“春日社”など何社もありました。
今でも土地の老人たちは自分の心の拠り所にしているようです。

今から110年前、その“鎮守の杜”が日本から消えようとしていた

212-4“鎮守の杜”を守った男
森林の樹木を救ったのが南方熊楠*(ミナカタクマグス)と言う日本初の“ecologistエコロジスト(生態学者)”なのです。

【エピソード】
明治39(1906明治政府が布告した「神社合祀令」で 全国に数千もある神社の統廃合と、近代化をいそぐための資源確保で樹木伐採が制定されることに…
熊楠は自然保護”が絶対必要と信じ 柳田国男*(当時はまだ政府官僚)らと共にその政策に強く反対し 廃案に持ち込んだ。
その結果 “熊野の自然林”をはじめ各地の“鎮守の杜の樹木”が救われた

*①南方熊楠〔慶応3(1867)~昭和16(1941)〕; 日本の博物学・生態学・民俗学のレジェンド的な先駆者、和歌山県生まれ
・日本で初めて「 Ecologyを“エコロギ”」と読んで生態学をひろめた
・昭和天皇が生物学者になるきっかけを進講した学者
・ネイチャー誌に掲載された論文が50もあり、今でも日本人の記録保持者
・現在も 多くの著作が図書館の書架を占めている

*②柳田国男(やなぎた くにお)〔明治8(1875)~昭和37(1962)〕:日本民族学者・官僚、兵庫県生まれ。
 ・日本民俗学の開拓者
 ・「遠野物語」など著作多数。


2125御神木一本だけの社殿
サイクリングルートの開拓中、住宅地の丘の上に 御神木と社殿だけで 周囲に樹木の姿が全く無い風景を発見したときの心中…「・・・!」(´;ω;`)

この神社は徳川家光時代 元和6(1620)に創建後 いつの間にか朽ちて放置されたまま周辺が開拓され 鎮守の杜もなくなって仕舞ったようです。
幸い1本の“御神木”が残っていて、近くのお寺に保管されていた古文書が発見されたことから 地元住民の総意が実を結び 平成24年に再建されたのです。

再建時に植えられた樹木が“鎮守の杜”に成長してほしいと願って映像を残しました。

山ケン

2018年7月7日土曜日

7/6 鳥の羽







211
20180706

 鳥の羽 

鳥の羽の美しさの撮影は「飛翔中のフォローか、止まっている場所から飛び出しの瞬間」を先読みするのですが なかなか上手く行きません。

基本的対策はカメラ機能の“高速連射”と“行動予測”に頼ることになります。
今回の写真は210-3を除きすべて高速連射の中の1コマから選んだものです。

211-1 さあー行くよ
羽を広げると1.7mにもなるダイサギの飛翔姿は美しく、悠然とした羽の動きは心を和ませてくれます。
餌を探していた場所から次の場所に移動する瞬間です。
カメラを構えてから待ち時間が長いことが多いので根競べになります。

211-2 パトロール中
鷹の仲間のノスリは手賀沼周辺では冬鳥です。カラスの挙動を上空から監視飛行中でした。
彼らの獲物は水辺・田畑の小動物ですが冬はカラスなどが確保した(動物の)獲物を横取りすることが多く よくバトルになります。

撮影は鳥の活動場所・時刻の予測が必須で、この場所も鳥マニアに聞いてから
3日間通った成果です。

211-3 何だろー!
ユリカモメは大変目敏く 公園などで人が池に餌を投げていると、沼の沖からでも飛んできます。

211₋4美しいでしょう!
カモメは、水面近くを泳ぐ魚などを目掛けてダイブして捕獲します。
失敗するとすかさず再飛翔して上空に戻ります。
この写真は餌に向かってダイブに失敗して浮上、飛翔に移る瞬間です。

山ケン