2015年11月28日土曜日

11/28 11月 散歩道の収穫

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。
写真便り20151127(75)

今週のテーマ;11月 散歩道の収穫

手賀沼周辺はどちらかと言うと手入れをしない自然の状態が多く
園芸種の草花がいつの間にか野生化していて、
花写真マニアにとっては楽しい収穫があります。








75-1 ハゼの紅葉
ハゼの木はウルシ科の落葉小高木で紅葉が鮮やかです。
面白いことに全ての葉が一斉に紅葉するのではなく葉が一枚づつ
紅葉を始め、数日してすべてが紅葉し、落葉します。

75-2 サザンカ 【ツバキ科 カメリア(ツバキ)属 高木】
“サザンカ梅雨(11月の「梅雨」のような雨)”が何日か続き
散歩もままならない日でしたが、
今朝は久しぶりに光がまぶしい公園で見かけたサザンカです。

75-3 皇帝ダリア 【多年草・宿根草】
別名“立木ダリア”と言われ 丈が3~4mにもなることから
「皇帝ダリア」と言われたそうです。
朝の散歩 ふと見上げると 「おはよう!」と咲いていた
・・・こんな朝です。
最近はこの花のファンが増えてきたようです。

75-4 ランタナ 【タマツヅラ科 ラン属 低木】
ランタナの和名は「七変化(シチヘンゲ)」と言われ
花期が長く 開花初期の淡い色から順次濃い色に変化して楽しいませてくれます
朝露に濡れる姿も今年最後でしょう。

・花色は多く赤・橙・黄・紫・白などがあるそうです。

山ケン 

2015年11月21日土曜日

11/20 手賀沼に飛来した珍しい鳥たち

山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。
写真便り20151120(74)号
今週のテーマ;手賀沼に飛来した珍しい鳥たち

手賀沼には季節の変わり目、台風の後などに色々な鳥が寄留します




これらの写真は散歩の途中で確認、撮影したものです。


74-1バリケン(野バリケン)
・カモ目カモ科のバリケンは かつて食用家禽として持ち込まれたが
家禽としては沖縄で少し飼育されている程度。
・飛翔能力が少し残っていたことで篭脱け(飼育場から脱走)して
各地で生活している。
・大変美味な肉だそうだ。
・分布は正確なデータはないが、沖縄では野生化が かなり多く確認されている。

74-2 コクチョウ(カモ目カモ科)
・自然分布はオーストラリア、ニュージランド。
・雨覆い羽(風切羽を保護するための短い羽⇒写真左上)は黒いが
風切羽は中央部が白く広げると美しい(写真左下)
・1955~60年に京都、東京、大阪につがいを輸入、飼育(半飼育)繁殖させていた。
・茨城県(主に千波湖)で繁殖している⇒繁殖力強い
・宮崎.北海道,岩手,宮城,福島,栃木,群馬,
千葉,東京都,埼玉,神奈川,大阪府,京都府でも観察例がある。


74-3 カナダガン(カモ目カモ科)
・自然分布⇒カナダ、北米
・鑑賞用に輸入 放し飼いしたものが野生化した。
・宮城、茨城、山梨、神奈川、静岡で観察多い
・良く似た鳥で、冬 希に飛来する野鳥シジュウカラガンは
体が少し小さく、頭頂部が平らで首、嘴が短い。
しかし直接比較しないと判別は難。


74-4 ホシハジロ(カモ目カモ科ホシハジロ属
・自然分布⇒ヨーロッパ~シベリア
・日本では冬鳥として各地で観察されている。
・北海道で一部繁殖確認がある。

74-5 アカガシラサギ(コウノトリ目サギ科アカガシラサギ属)
・自然分布⇒インドネシア、カンボジア、タイ、中国、台湾
・日本では冬季に越冬のため、主に
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E8%A5%BF%E8%AB%B8%E5%B3%B6> 南西諸
島に少数飛来(冬鳥)している。
・兵庫県神戸市でも越冬記録がある。
・まれに渡りの途中に旅鳥として飛来し、
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%9C%8C> 秋田、  <https:
//ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E7%9C%8C> 熊本、
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C> 千葉では繁殖例が
ある。

山ケン

2015年11月14日土曜日

11/14 風景/スナップ写真の中の人

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り20151113(73)

今週のテーマ;風景/スナップ写真の中の人
  
・人が写り込む風景/スナップ写真をとるときに必ず考えることがあります。
・その人の肖像権/プライバシー権など人格的利益を侵害しない配慮。
・その人の画像イメージが“楽しい/穏やか/悲しい”などを考え
“楽しい・穏やかな表情”を感じたときにシャターを切るようします。









73-1日比谷公園にて
仲間で秋の写生に来たのでしょう 今日の成果のお話し中ですか。

・初秋の緑陰です、日比谷公園の表通りと違う雰囲気を狙いました。

73-2日比谷公園にて
まだ朝です、公園に立ち寄った二人、
お菓子でも食べようとしているのでしょうか 穏やかな感じでした。

・オフイスに向かうために一つ手前で下車 日比谷公園を歩く、
秋の朝はいろいろなイメージの絵が作れます。
・ケヤキの黄葉は日ごとに変化していました。

73-3都心の高層ビルのお昼時
左の二人⇒「家はあの方角だね」「こっちの方に住みたいナー!」
右のサラリーマン風の2人⇒「・・こうだと思うよ」「そうだネ」

・六本木ヒルズの展望階です。
シルエットにすると堅苦しい肖像権などに煩わされないで
主人公にでき 作品イメージが膨らみます。

72-4, 5 落日を惜しんで
夕陽を見ながらのおしゃべり いいですネ!

・実はこの日928日はスーパームーンでした。
二人は友達で 月の出を待ちながらの写真談議だったそうです。
僕も合流させてもらい、スーパムーンを撮りました。
スーパームーンの大きさを感じてもらう良い画像が上手くできず
ありきたりの望遠写真(1200㎜)になってしまい、スミマセン!

山ケン 

2015年11月6日金曜日

11/6 手賀沼白鳥家族の一年 チビの記録 より 「別れ」

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

 今日の写真は写真便り20151002(67)号の続きです。次回は20151211(77)号予定です。
平成15(2013)年初から1年間“ある白鳥家族の1年間の観察記録 フォト日記
【手賀沼に暮らす白鳥「僕だって飛びたい」】からの抜粋”です。


写真便り20151106(72)

今週のテーマ;手賀沼白鳥家族の一年 チビの記録 より 「別れ」









手賀沼に棲む白鳥(コブハクチョウ)の一年は

【1月】正月過ぎに前年生まれの子供を縄張りから追い出し、約1ヶ月は
2羽で仲良く自由にすごす。

【2月~3月】春になると営巣場所を探しはじめるがほとんど前年の
営巣場所と同じ場所を選ぶ。

今年新たにカップルになったペアーは既存のペアーの縄張りを避け
巣をつくる(白鳥は餌になる植物をほとんど縄張りの中で探すため)
場所探しに苦労する。

・ペアリングは3月末でメス親が40日強の抱卵.(白鳥のひなは卵の中で
十分な毛が生えるのを待つので平均4045日)

【5月~】5月に孵化、ヒナは孵化後すぐ巣を離れ親に誘導され餌場に泳いで行く。

*面白い習性⇒ヒナは生まれて初めに見た「動くもの」を親と認識、
巣の留守番中のオス親のとき生まれたヒナはしばらくはオス親の後を追うが、
少し成長すると餌の場所への移動などの行動でメス親を認識するようになる。

・生まれたヒナは水辺の植物の新芽を自分で食べて成長
(親が餌を与えることは出来ない、せいぜい岸の高い所の草の葉をちぎって
ヒナの前に落とすだけ)

・オス親はもっぱら縄張り周辺警護が主務。

10月~】9月~10月には飛行できる状態になる。
・子供は11月ころから一人立ち、オス親から縄張りを追われるようになる。
 
山ケン