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20180518
カメラ散歩 ニコライ堂
明治24年に出来た日本最大のビサンチン様式の“東京復活大聖堂(日本ハリスト正教会教団
通称ニコライ堂)”は
関東大震災(大正12年:1923)によりレンガ造りの鐘楼倒壊、ドーム破損、火災で外壁のみ残った。
イコン(聖像)はじめ、イコノスタシス(イコンで覆われた礼拝の壁)など木造の心臓部をすべて焼損、教団では即刻復興を決定し昭和4年(1929)構造補強を含み修復が終わった。
昭和20年(1945)東京大空襲では被害なく過ごした。
が、戦中/戦後の維持管理の不足で荒廃した。その後損傷部の建造時の本格的調査などを経て平成15年(2003)にようやくすべての修復が完成し今の姿になったのです。
204-1 ニコライ堂全景
修復工事中の平成11年(1999)撮影、外装は殆ど完成していました。
*お茶の水 旧日立本社ビルから19991203
キリスト教の日本ハリストス正教会は1国/1組織の日本の教会です。
204-3 駿河台“紅梅坂”に面したニコライ堂
明治24年(1891) ミハイル・シチュー
ルポフ(ロシア)の原設計、ジョサイア・コンドル(英国)の実施設計で竣工した通称「ニコライ堂」は、日本に
正教を伝えたロシア人大主教 聖ニコライの名から付けられた通称です。
*昭和37年
重要文化財(文部省)指定
*場所はJRお茶の水駅から徒歩3分
204₋4 開かれている教会
日本ハリスト正教会の信者は約1万人(1970)。ほとんどが日本人で、昭和45年(1970)以降ロシア正教会の庇護下の自治正教会です。
現在も毎日の「聖堂見学」、月ごとの「木曜聖書勉強会」「水曜伝導会」など活躍中とのことです。
*館内撮影は残念ながら出来ません。
山ケン