2017年3月25日土曜日

3/24 春の散歩








山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。

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今週のテーマ;春の散歩

早いもので今年ももうお彼岸、サイクリング道もカラフルになってきました。

144₋1 散歩道

一雨で一斉に芽吹いた土筆
“お浸し”で食べた昔の記憶が・・・

144₋2 満開

桜のピンク色
この日は格別に可愛く見えました

144₋3 レンゲの蜜は美味しいよ

ミツバチの足に付いた蜜団子がまだ小さい
今少し頑張ってもらおう・・・

144₋4 カラスのエンドウに不時着

タンポポの旅はどこが終着かわからないものです
この花が開けば何とか土に着陸するかも・・・

修正とお詫び
144₋5 オオイヌのフグリの実(Wikipediaより)

2月24日140₋3のオオイヌノフグリのコメントに山ケンの間違い
(小さいころ植物観察のときに先輩から聞いた冗談言葉をうのみに
そのまま推敲もせず使ってしまった)がありましたので訂正します
ごめんなさい!
名前の由来は花、葉のことではなく「実」の形でした。

ここ数日間 サイクリング道で「実」を探しましたが生憎 時期的に写真にできず、
仕方なくWikipediaより引用しました。

内容についてご指摘戴いたBCCメンバー浦安のSSさん本当にありがとうございました。
感謝! 今後もよろしくお願いします。

*皆さんにお願い
今後、皆さんにも山ケンの内容に「?」がありましたら「どしどしご指摘」ください。
精一杯調べて対応致します。

先週の143₋4 に数値違いがありました。
「啓蟄」が3月20日となっていましたが今年は3月5日でした。単純な入力ミスです。
ごめんなさい!  羽田のYHさん ご指摘感謝!

山ケン

2017年3月18日土曜日

3/17 三椏(ミツマタ)の花







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今週のテーマ;三椏(ミツマタ)の花

ミツマタ(三椏)はヒマラヤ原産のジンチョウゲ科ミツマタ属の低木で、
三つに分かれた枝の先に“黄色い花”をつけます。
「日本の紙幣になる和紙の原木」として有名ですが、
園芸種として栽培された木には“赤花”があると言われていて
今年初めて撮影できました。

143₋1 寒中に一番咲きミツマタ

ミツマタが“あけぼの山”で1月末に咲き始めていました。

ミツマタ(三椏・三又・三枝)は 古くから日本に入って来た木で、
万葉集の柿本人麻呂の歌に
「春されば まず三枝(サキクサ) の幸(さき)くあれば 後にも逢む な恋ひそ吾妹*」
と詠われています。
*『万葉集』10巻-1895柿本人麻呂

日本人の三枝(さえぐさ・さいぐさ)姓の語源とか・・・

143₋2 満開のミツマタ

梅の花も終わりに近い梅林の端でミツマタは満開になりました。

143₋3 赤花ミツマタ

満開の黄花をつけた同じ根株からの一本の枝に赤花が咲いていました。
園芸種赤花の初撮影でした。


143₋4 一株に 二色付けた 三枝の花

これは俳句と言うより 語呂合わせ川柳かも(笑)

“ミツマタの花”は仲春「啓蟄(今年は3月20日)~清明(4月4日)」の季語です。


山ケン

2017年3月11日土曜日

3/11 隅田川スケッチで健康維持







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今週のテーマ;隅田川スケッチで健康維持

隅田川は東京北区の新岩淵水門で荒川から分岐、
東京湾に注ぐ全長23.5kmの一級河川です。

山ケンにとって隅田川はかけがえのないフィールドの一つです。
理由
①川沿いのため山坂がほとんどない
②レンタサイクルのポート(自転車を借りたり返す場所)が数多くあり
「借りる」「返す」場所が別でよい
③喫茶店、食堂がどこにもある
そして何より周辺には撮影場所が多いので体力増強、気分転換など…で
「金がかからない」、それが隅田川散歩です。


142₋1 遊歩道

ほぼ全域にわたって「隅田川テラス・遊歩道」が整備されていて信号も無く
自動車に煩わされないサイクリングや散歩が楽しめ・・・

142₋2 休日の朝

寒くても、暑くても隅田川テラスの休日はいろいろな人が楽しんでいて・・・

142₋3 橋の欄干は絶好の餌探しの場所です

セグロカモメも橋の欄干から水面の餌を探していて
好きな水鳥の撮影も出来、写真ストックが増える。

142₋4 日暮時の21世紀の佃島風景

風景写真は朝夕の太陽が低い時間帯がBestになるのに
現場まで時間のかかる山ケン唯一の悩みがスケジュール設定です。
当日家を早く出るか、遅くまで現場にいるのかはお天気次第で
いつも天気予報を気にして判断に迷っています。

山ケン

2017年3月5日日曜日

3/3 『上巳(じょうし)の節句』 素盞雄神社(すさのお神社)






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今週のテーマ;『上巳(じょうし)の節句』 素盞雄神社(すさのお神社)

東京南千住にある素盞雄神社は
延暦14年(795年 桓武天皇が平安京を長岡京から遷都した翌年)の創建と伝えられ、
江戸時代になって今の南千住、三ノ輪、三河島、町屋など61町にも及ぶ区域の
“総鎮守”としての“旧郷社*”です。

ここの天王祭は、京都の祇園祭と同様、夏に流行する疫病を祓(はら)う都市型の例祭で
今も毎年6月に盛大に行われています⇒写真便り2015年9月4日の63号に掲載しました。
あと一つは
雛人形を祀ることで厄除けを祈願する『上巳(じょうし)の節句』が見逃せない風情です。

“桃の節句”を前に訪ねてきました。


141₋1,2 旧郷社 素盞雄神社 境内

境内は今でも子供の誕生、成長を祝って氏子たちの参詣、子供たちの遊び場になっている
江戸下町の神社です。

3月3日は“上巳の節句”。
江戸時代から明治までは「重要な年中行事」として
式日(祝日)に制定された五節句#の一つ“上巳の節句”として儀式が行われていました。


141₋3 上巳の節句

上巳の節句は 素盞雄神社では今も引き続がれ 境内の神楽殿をはじめ社務所、
特設ひな壇に数千体の雛人形が奉納開示され、氏子たちの楽しみになっています。

141₋4 豪華な男雛

この節句は平安時代に古来中国で行われていた
「禊(みそぎ)を行い 身を清めて宴会をした」ことが貴族、武家の間で
「健康と厄除け」として伝わり、室町時代には3月3日に定着した

世の中が落ち着いた江戸時代になってから 競って
“豪華なひな人形を飾って祝うようになり”今に続いているのです


Q “上巳の節句”がなぜ“桃の節句?”

⇒旧暦3月3日(今年は3月30日)は ちょうど桃の花が咲くころで
「桃には魔除けの力があると伝えられていた」ことと、江戸時代に流行った
「女の子の人形遊びの“ひいな遊び”が一緒になって“ひな祭り”になり
いつの間にか“桃の節句”と呼ばれ」女の子の祭りになった、とか・・・

* 旧郷社⇒ 明治政府が制定した神社の“近代社格制度”の諸社(民社)で、
序列では府社、県社に次ぐのが「郷社(在郷の神社)」 と呼ばれた。
郷社は 「氏子の出生や住所の移動の際に守札の発行などが義務づけられていた神社」です。

この日も2組の赤ちゃんが初詣で 守札を戴いていました。

# 五節句⇒ 江戸時代に「重要な年中行事」として式日(祝日)に制定された五節句は

①  1月7日“人日” ②3月3日“上巳” ③5月5日“端午” ④7月7日“七夕”
⑤9月9日“重陽”です。
この制度は明治になって廃止されました。

11月にはなぜか節句はありません。どなたか訳を知りませんか?

山ケン