2017年9月23日土曜日
9/23 もう お彼岸の中日です
今週のテーマ;もう お彼岸の中日です
秋の花は美しさの中にどことなく哀愁を感じるのはなぜ?
花言葉に答えが・・・
170-1 ヒガンバナ
花言葉:ヒガンバナ⇒悲しき思い出
昔日を忍ぶ一輪の白い彼岸花です
170-2 精一杯咲いているのに
花言葉:シモツケの花⇒実らぬ恋
精一杯夕陽を受けて咲いているのですが
170-3 宵待草 オオマツヨイグサ“ツキミソウ”
花言葉:ツキミソウ⇒素晴らしい魅力
竹久夢二が詠った“宵待草”はこのツキミソウです
【宵待草 エピソード】
明治43年 夢二は妻子帯同での旅先で 出会った女学生に惹かれ親しくなった。
しばらく経って 彼女が嫁いだことを知り失恋を悟ったとき
この詩の基になる三行詩(原詩)を着想、処女出版詩集
“絵入り小唄集「どんたく」(実業の日本社発行)”に掲載した。
これに 多 忠亮(おおの ただすけ:バイオリン奏者で作曲家)が曲をつけ
大正6年に初公開、日本中に広がって行ったのです。
170-4 最後の旅たち
花言葉:タンポポ⇒別離
良い風に恵まれますように・・・
山ケン
2017年9月15日金曜日
9/15 2017年コブ白鳥観察記録
今週のテーマ;2017年コブ白鳥観察記録
例年5月のゴールデンウイーク頃から手賀沼のコブ白鳥たちの子育
今年はいつもより少し早く5月2日に2家族の雛が誕生しました。
169-1観察データ1
5月2日の誕生組に続いて次々に孵化し6月に入っての合計が8家
雛は水辺の草が育つ5月~6月の約2ケ月の間に生まれます。
コブ白鳥は(冬場の水草状況により)営巣のための生活縄張りが必
手賀沼ではそろそろ限界になってきたのかもしれません。
169-2 5月2日孵化第1陣の一家
5月2日、染井下落としの川口に従来からのペアーと違うペアーが
営巣・産卵し雛が生まれました。
雛は生まれて1週間が勝負で天敵のカラス被害や障害物での事故で
なります。
169-3 5月9日
5月9日 やはり雛の普通色1羽が欠け 他は元気に成長していました。
しかし、その翌週(5月11日~6月に入って)この一家は付近か
一家族不明の原因は分かりません。【写真169-1説明3の①】
169-4 田圃で生活を始めた一家
最近は白鳥たちの耕作地侵入が増え いつもと事情が変わって来ました。
5月25日のパトロールで緑道4.3km地点(観察用のマーク)
初確認した一家(親2、雛白系6)は6月19日 さらに沼を離れた田圃で生活していたの
に
6月29日には何処にも居なくなりました。これも原因は?
169-5観察データ2
手賀沼コブ白鳥のデータです。
観測を初めてから19年、この先どうなるのでしょうか?山ケンに
山ケン
2017年9月9日土曜日
9/8 身近に居る小さなシジミチョウたち
今週のテーマ;身近に居る小さなシジミチョウたち
散歩中 時々目の前をヒラヒラと花びらのように舞っている小さな蝶、
それがシジミチョウです。
シジミチョウは身の廻りに沢山いるのですが大変小さいく(前翅長
なかなか気づきません。
世界中に生息している蝶の仲間の40%がシジミチョウといわれる
あまり目立たない(ヤマトシジミ・ウラナミシジミなど)のが多く
168₋1 ヤマトシジミ
ヤマトシジミはカタバミ草を食草としているので、雑草の多い我が
止まっていると分からないですが、飛んでいるときに翅表が薄青色
すぐ判別できます。よく♀♂でランデブー飛行しています。
168₋2 ウラナミシジミ
翅裏の綺麗な波型が 江戸時代の“粋な旦那さんの羽織の裏地”の様ですネ!
食草;エンドウ インゲンなど栽培マメ類 ヤマハギ クズなど
豆科の花の季節が探しやすく畑でよく見かけます。
翅表はヤマトシジミに似て地味な灰色です。
168₋3 ベニシジミ
シジミチョウの中では大きいほうで カラフルなため目立やすいです。
食草は日本中何処にも自生しているタデ科の雑草で、場所は明るい
秋、セイタカアワダチソウでの撮影ですが、夏型の最後でしょう。
168₋4 ウラギンシジミ
翅の表裏の模様が全く違っていて、表は落ちついた柄で 裏側は銀紙のように
光って(168-2の蝶の裏全面がキラキラした銀色を想像してく
翅を立てていると全く別の蝶に見えます。
翅の裏側の特徴が名前になっているシジミチョウの典型です。
食草;クズ フジ 場所は樹林地や樹林の多い公園などです。
柿の実があると秋に成虫が良く集まり、常緑樹の植え込みで成虫越
山ケン
2017年9月3日日曜日
9/1 今 考えていること
今週のテーマ;今 考えていること
今日は9月1日防災の日です。写真はお休みさせてください。
何かの参考になればと思い
8月25日に行われた中央防災会議 有識者会議のことを少し整理してみました。
167-1 巨大地震 政府の対応
私たちはどうすれば良いかは“大震法”
第22条(住民等の責務)に定められているのです・・・
【警戒宣言が発せられたときは、強化地域内の居住者等は、火気の
行、
危険な作業等の自主的制限、消火の準備その他当該地震に係る地震
又は
軽減を図るため必要な措置を執るとともに、市町村長、警察官、海
その他の者が実施する地震防災応急対策に係る措置に協力しなけれ
あります。
それが今回は地震発生予告でなく発生後の避難をするように提言が
167-2 南海トラフ巨大地震の想定震源域
日本はユーラシアプレートと北米プレートの上にあってフィリイン
太平洋プレートが沈み込んでいます。図の南海トラフではフィリピ
ユーラシアプレートに入り込んでいるのです。
南海・東南海・東海地域では政府が学術的に“沈み込み” 陸上での“地下水レベ
ル”などの
観測を継続 地震発生の事前把握調査を行っています・・・
167-3 南海トラフ地震 避難案
2011年、ユーラシアプレートと北米プレートとの境界で発生し
予想外の被害を受けて単純にプレートの沈み込みなどの観測だけで
ない」現状から
「現時点では発生時刻や場所を確度高く予測できない」として
「一部分で地震が発生した後に対応」する事後案(167-3図)
私たちには「現場から避難することだけが提示された」のですが・
具体的にどうすれば良いのでしょうか?そこが知りたいと思いませ
167-4 防災の日に考えましょう。
巨大地震のことは実際のところ私は特定地域に住んでいないので
「今まで真剣に考えたことがなかった」のが本音です。
が、災害は特定の地域の問題ではないので、「どんな災害が身の廻
「その時どうして身を守るか」を防災の日に考えることが必要だと
災害は地震だけではなく
「河川の氾濫・崖や傾斜地の存在・集中豪雨時の状況想定・火災」 などです。
そのために自分の住んでいる場所の土地の自然状況(断層の有無・
)などと
家そのものの現状(傾斜地ひな壇の家屋・近隣の建築物状況など)
第三者的、具体的に考察・判断することが必要であると考えました
山ケンも今夜考えてみたいです。皆さんもどうぞ・・・
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