2015年2月27日金曜日

2/27 晴天の噴水の輝きを逆光で

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20150227

今週のテーマは晴天の噴水の輝きを逆光で狙ってみました。
ストーリー作りは街で見かけた親子の会話です。

大手町で所用を済ませ東京駅まで寄り道をしながら“万歩計カセギ”で
歩いた時のスナップ写真です。


 
361 「お父さん 水がカーテンみたいだね」「そうだな」

  ・ 測光補正⇒±0  水のカーテンの質感表現が狙い





362 「・・・ あれなーに?」「噴水って言うんだよ きれいだね」 
 
   測光補正⇒+2  
子供の表情を出したかったので、水の質感は無視です。





36‐3 「ママ! 僕の影が大きいヨ」 「あんたもすぐ大きくなるよ」 
 
  測光補正⇒+1.3  逆光の木々、噴水の感じを中心に設定。
  人のプライバシー配慮も考えてシルエットに。

山ケン

2015年2月20日金曜日

2/18 世界らん展日本大賞2015

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20150220

「世界らん展日本大賞2015」に行ってきました。 (今年は25周年記念 東京ドーム21422)
昨年まで8年間、多忙と病気で行けなかったので、今年は頑張って行きました。
350 ⇒今年の大賞です。想像もできないほどの花の数で圧巻でした。

蘭展の写真は、写真便りで順次紹介してゆきます。

きれいな写真には素人解説など不要と思います。写真をどうぞ!











カメラ データのみ下記
35-1  焦点距離⇒約40㎜ クローズアップNo1付 f/5.6  シャッター 1/50 ISO320  補正+0.3  

35-2   焦点距離⇒約60㎜ クローズアップNo1付 f/5  シャッター 1/60  ISO1600  補正 +0.7
 
【注意】会場には三脚は持ち込めませんので手持ち撮影になります。
【参考】;レンズはズームがベスト 
できれば写真便り20150206号で紹介したクローズアップレンズのNoor 2を持参すると
近くの目的被写体のみをフレーミングして焦点を合わせることが出来便利です。

山ケン

2015年2月13日金曜日

2/13 白鳥

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20150213

2月になると手賀沼の白鳥(コブハクチョウ)はそろそろ新生活の準備です。
子供を追い払った(2015011530-3ペアーも自分達の新しい家族が生きるための縄張り確保を始めます





34-1 営巣開始前は♀♂ともに縄張り確保が日課です。
   境界付近に隣りのペアーが接近、すかさずオスが現場に急行。




34-2 現場に着いたオスは境界付近で隣りのオスと接近、
     お互いに羽を精一杯広げて大きさを競うのです。
彼等は全身の大きさを見せるためにゆっくり回転をしながら
お互いに横目で相手を見るだけで、決して目と目は合わせません。

手前の“バン”は「どうぞ勝手に・・」とでも言いたげです。

にらみ合いは長い時は20分も続き、いつの間にか終わります。

   ・バン⇒ツル目クイナ科 写真は冬毛です。





34-3 近くの木枝にモズ。
モズはこんな小さな体でも猛禽の仲間です。
    肉食のモズは捕った獲物を「はやにえ」といって木の枝に刺しておきます。
    でも、後日「食べた」との報告はあまり聞いたことがありません。
餌はトカゲ、カエル、バッタ、魚、ザリガニなど小さな生き物なら何でもです。

・この写真は下の土手に獲物がいないか見ているところです。
    ・スズメ目モズ科


     
山ケン

2015年2月6日金曜日

2/6 光の方向と測光方式、カメラ ブレ

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20150206

一番寒い2月です。
自然風景撮影には欠かせない季節です。
東日本では晴天が多く 光かがやく写真になるから・・・でも・・
寒いです。

今日の撮影テクニックは光の方向と測光方式、カメラ ブレです。





33-1 霜柱。
  ・望遠レンズにクローズアップレンズ№2を着け撮影
300㎜ f8 シャッター 1/200 測光:マルチパターン 露出補正-0.3 
ISO100 半逆光に近い側面光 朝7時ころ
・この望遠レンズではブレ防止のため三脚が必須になります。
(接写レンズ使用では さらに「カメラの安定」を考慮のこと)

 【参考】クローズアップレンズ⇒使用レンズの焦点∞遠を変更するレンズ
   No1(焦点1000㎜)⇒レンズ∞に合わせたとき1000のものに焦点が合う
   NO2(焦点500㎜)⇒・・・・・・・・・・・・500㎜・・・・
   No3(… 330㎜)⇒・・・・・・・・・・・・330㎜・・・・
   No10(…100㎜)⇒・・・・・・・・・・・・ 100㎜・・・





33-2 前日は雪でした。朝7時 ようやく朝日が顔を出したときです。
   この年は公園のハナミズキの実が豊作で、まだヒヨドリに食べられていません。
  ・中望遠85㎜ f9 シャッター 1/13 露出補正 ±0 測光:マルチパターン 半逆光 ISO100
  ・手持ち撮影⇒このシャッターでは手振れ補正付カメラでも中望遠での手持ち撮影は限界と思われます。
・画面の中のアウトホーカスの光の点を引き伸ばすと「ほんの少しの横ブレ」がありますがほぼ合格でしょう。





33-3 まだ枝に葉が残っている初冬の公園の午後。
     ・26㎜ f 6.3 シャッター 1/320 露出補正 ±0 
・測光⇒太陽の中心を外したところで中央重点  完全逆光 ISO 80
     ・広角にし、太陽を小さくして、枝の紅葉が写りこめるところで撮影
     ・手持ち撮影⇒広角レンズではカメラブレをあまり意識しなくて良いケースが多いです。

山ケン