2019年3月30日土曜日

3/29 山ケンの「桜ストック」の中から大好きなアップ写真








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190329

今回は山ケンの「桜ストック」の中から大好きなアップ写真をいくつか選んでみました。

桜は野生原種・園芸品種あわせると600以上にもなり、花の色、形にも土地の差があって 全ての映像を収集することは不可能でしょう。
今回のストックは手賀沼湖畔の遊歩道に 地元の「花()プロジェクト(ボランティア)」が毎年少しずつ殖えている中から選びました。

2491 山桜(ヤマザクラ)・染井吉野(ソメイヨシノ)   
ヤマザクラ;日本に10種あるサクラ属の基本野生種の中でも代表的な種で、和歌にも数多く詠まれています。サクラの仲間としては寿命が長く、樹高30mを超える大木になります。

ソメイヨシノ江戸時代に「エドヒガン」(江戸彼岸)と「オオシマザクラ」(大島桜)を交配させて人工的に作った説が有力。
花が先で葉より早く咲くため人気になり 現在は桜で名所と言われるところの8割に植えられて、気象庁が発表する桜前線も「ソメイヨシノ」が基準になっています。

*ソメイヨシノは江戸時代に 江戸染井村の園芸家達が挿し木で増殖今の花は全てがクローンでDNAが同じです。その結果 今 各地の桜名所で「寿命になって枯れるところが増え」 世代替わりの植樹作業が大忙しです。

2492 江戸彼岸桜(エドヒガン)・河津桜(カワズザクラ)
エドヒガンもともと大島桜と彼岸桜の交雑種で 日本全国の古木はほとんどこれになる。寿命は1000年以上ものがあります。

カワズザクラオオシマザクラとカンヒザクラ(寒緋桜) 自然交雑種であると推定。
河津川(静岡県)沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し 庭先に植えたことが由来と言われています。
最近は花色、咲き方が人気で 広く各地に移植され増えています。

2493 関山(カンザン)・一葉(イチヨウ)
カンザンサトザクラ*群ので、日本原産の園芸品種の八重桜。学名にはセキヤマという名が登録されており、別名はセキヤマ。どちらの読みが正しいかは分かっていません。
 *サトザクラ(里桜)⇒サクラの園芸品種の総称

イチヨウサトザクラ群ので日本原産の園芸品種の八重桜。イチヨウザクラと呼ばれることもある。

2494 十月桜(ジュウガツサクラ)・松月(ショウゲツ)
ジュウガツサクラエドヒガンの系列でコヒガンの園芸品種。 十月ころ二度目が開花することから命名されたようです

ショウゲツ;サトザクラ群の八重桜。

2495 梅護寺数珠掛桜(バイゴジ ジュズカケ ザクラ)・普賢象(フゲンゾウ)
バイゴジ ジュズカケ ザクラ;サトザクラ群の桜。 親鸞上人にまつわる伝説をもつ桜で、新潟県京ケ瀬村(現:阿賀野市)梅護寺にある原木は国の天然記念物に指定されています。

ゲンゾウサトザクラの代表的な園芸品種 鎌倉に室町時代からある品種で、普賢菩薩を祀る堂の横に咲いていたことから「普賢」になり、後に「普賢象」と呼ばれるようになったのだといいます。 八重桜では日本最古の品種。 大島桜の突然変異です。

山ケン


2019年3月23日土曜日

3/20 もう桜の写真撮影の時期です、東京都心の満開は来週になるとか・・・ 







今週の248号は山ケンの私事(2日間の旅行)で二日早く配達させていただきました。
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20190320

もう桜の写真撮影の時期です、東京都心の満開は来週になるとか・・・

「華やかな春の原風景」的なは日本人の感性に合った美しい花ですが写真道楽マニアにとってはなかなかの難物です
サンデー写真マニアは プロ・ネイチャーカメラマンが狙う「山中の1本の山桜」のような「桜が主人公の作品」制作はなかなかできません。
桜は(写真の)主人公の引き立て役」になることが精いっぱいと思い 撮影しているのではないでしょうか・・・山ケンの言い訳です ()

「そんな桜のスケッチをどうぞ」

2481 今日から1年生だよ!

2482 お花見待ち ですネ

2483 散策

2484 本当は 可憐で清楚な小さな花びらが大好きなのです・・・

山ケン

2019年3月16日土曜日

3/15 上野界隈散歩シリーズ 第15話 谷中その3 大正・昭和が生活している街






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20190315
上野界隈散歩シリーズ

第15話 谷中その3 大正・昭和が生活している街
関東大震災以外 建物被害がほとんど無かった谷中の本当の魅力は何だろうか?を探しに路地から路地を歩いてみました。

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Q;“錻力店”と記したこの家の商売は何でしょうか?
実は“板金請負業”でした! 今は屋根樋の取り付けなどが仕事のようです。

*“錻力”( 錻 は日本国字*① 広辞苑→あて字)は「オランダ語の鋼板にスズ鍍金(メッキ)の板 “blik”」の日本人的発音から あて字で“錻力⇒ブリキ”と店の名前に使ったようです。

「二階の戸袋の造作“凝った銅板金(青銅又はブリキ?)”を見ても当時の主の心意気と実力が分かりますネ」
*①⇒中国古来の漢字ではなく「日本人による造語/あて字」

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昭和初期に造られた(と思われる)自転車屋さんもまだ現役です。

247₋3、4、5
 通りから外れた路地には 大正・昭和初期の家屋がそのまま レトロなお店に変身。

谷中を訪れる日本人の狙いは“大正・昭和の風情への追憶”に浸りたいのでは・・・。また東洋からの旅行者は谷中銀座のような下町商店街と谷中墓地・寺院が目当ての人が目立ちました、理由は“?”です。

山ケン  

2019年3月10日日曜日

3/8 上野界隈散歩シリーズ 第14話 谷中その2 谷中銀座








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20190308
上野界隈散歩シリーズ

14話 谷中その2 谷中銀座
谷中銀座は不思議な街です。

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日暮里駅から「夕焼けだんだん」と言う夕日がきれいな石段を降った先 200m程の下町商店街ですが 最近とみに外国からの観光客が増えたことです。

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総菜店に並んで甘味処が少し目立つ程度の なんの変哲もない下町なのですが・・
彼らは店頭で買ったコロッケなどを食べながら闊歩して・・・

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 家族連れがお菓子屋で昼をすませ・・・

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 谷中名物“招き猫”に操られたように お嬢さんもチョットお立ち寄り・・・

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買い物や散策を楽しんでいるのでした。

谷中銀座は渋谷や原宿と全く違った昭和の下町のせいなのでしょうか?

山ケン