2015年10月30日金曜日

10/30 手賀沼に棲むアオサギ

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り20151030(71)

今週のテーマ;手賀沼に棲むアオサギ







71-1 アオサギ 夏羽
日本に棲むサギの仲間では1番大きいのがアオサギです。
全長;9099㎝ 翼開長:160175
夏は嘴が黄色くなり繁殖時期の特徴首回りが明るい灰色と
頭の飾り羽の上が白く目立つ。
なかなかしゃれていますネ!

71-2、アオサギ飛翔
この写真は羽根を少し白色に近づけているので一見 鶴のようです。
サギの仲間は大変優雅に飛びます。 

71-3アオサギ 冬羽
冬は全体に灰色が濃く、胸毛が目立つようです。
やはり寒さ凌ぎ用でしょうか?

71-4 手賀沼 常連勢揃い
アオサギ(中央右)、カワウ(右手前)、オオバン()カイツブリ(奥)は
通年棲んでいて、草木(冬は水草の根)が主食のオオバン以外は
動物(魚、カエル、昆虫など)が主で魚影が濃い浅瀬で良く鉢合わせします。

一番体の大きいアオサギは小魚が多く、大物はなかなか捕食できません。
カワウは大きな魚狙いで、カイツブリは体に似合わず大きな鮒を食べます。
オオバンは水草(冬は根)が主食です。

山ケン 

2015年10月23日金曜日

10/23 東京遺産

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り20151023(70)

今週のテーマ; 東京遺産
平成の東京、昔と今の姿です。







70-1 浜離宮
明治維新ののち 皇室の離宮となり、名前が“浜離宮”となりました。

ここに初めて屋敷を建てたのは四代将軍家綱の弟松平綱重です。
承応3年(1654年)、綱重は将軍から海を埋め立てて“甲府浜屋敷”と
呼ばれる別邸を建てる許しを得ました。

その後、綱重の子供の綱豊(家宣が六代将軍になったのを契機に、
この屋敷は将軍家の別邸となり、名称も“浜御殿”と改められました。

以来、歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、
十一代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成したのです。

70-23 東京駅
東京駅は 昨年開業100年目でした。

日清戦争,日露戦争が終わった1908(明治41年)から
建設工事が本格化し、1914大正3年)12月20に開業

中央停車場は皇居(宮城)の正面に造られ“東京駅”と名付けられたのです。


70-4 駒形橋
駒形の名は、浅草寺に属する“駒形堂”に由来します。

ここは古来、交通の 要地で、”駒形の渡し”のあったところでです。

浅草寺本尊聖観音像の「示現の地」とされ、かつて船で来訪する参詣者は
ここで下船し、駒形堂に参詣してから観音堂へ向かったと言われていました。

着工 1924大正13年)7  ・竣工 1927年(昭和2年)6月25
施工主体 東京市復興局  ・橋梁設計 岩切良助  ・橋桁制作 汽車製造

山ケン 

2015年10月16日金曜日

10/16 散歩道の一本のケヤキ

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。




写真便り20151016(69)

今週のテーマ;散歩道の1本のケヤキ
秋から冬にかけて,何の変哲もないケヤキですが雰囲気が好きで
わざわざ出向いてシャッターをきっています。

*風景写真は光の方向による雰囲気が変わります。

69-1冬近し
家族での散策にちょうど良い季節。ケヤキの葉が少なくなってきました。

*光方向⇒日は高く ななめ順光のため明るい雰囲気になります。

69-2誰もいない冬
ケヤキは夕陽の中で 凛として存在感 を主張していました。

*光方向⇒完全な逆光でシルエットが樹勢を強調しています。

69-3陽春
犬連れ散歩の途中、ベンチで一服ですか。

*光方向⇒冬日の午後 ななめ逆光で光の暖かさを感じます。

69-4日だまり
風のない穏やかな午後、犬も主人の真似をしているようです。

*光方向⇒柔らかな順光により日向ぼっこの心地良さが伝わります。

山ケン

2015年10月10日土曜日

10/09 花と昆虫

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写真便り20151009(68)

今週のテーマ;花と昆虫
体調維持のためのサイクリング中 足元の花に飛来する昆虫が気になり
その都度走りを中断してカメラを向けています。
その走りペースがちょうど良い筋肉増強のインターバル走行になっているようで
長年悩みの変形性膝痛の対策に効果が顕著に出てきています。








68-1ミツバチ大忙し
美味しいデコレーションケーキを思わせる蓮の花芯は
ミツバチの働き場です。

68-2マリーゴルドとベニシジミ
ベニシジミは前翅長が1319㎜で3月~11月に数回生まれるシジミチョウです。
この写真は夏型で地味な模様ですが、春型はもっときれいです。

68-3芙蓉の花芯で蜜を吸引するイチモンジセセリ
セセリチョウの仲間は姿が小ぶりなので なかなか名前が特定できませんが
イチモンジは日本ではどこでも見られ 秋になると街中の植木鉢にも
よく飛来します。翅を広げると35㎜程です。

68-4キクイモに訪問のヒメハラナガツチバチ
秋 河川敷などで目立つ大輪のキクイモの花には いろいろな昆虫が訪れます。
ツチバチの仲間も冬に向けて栄養補給に忙しい季節なのでしょう。

山ケン 

2015年10月3日土曜日

10/2 手賀沼に暮らす白鳥「僕だって飛びたい」

山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。
写真便り20151002(67)号

今日の写真は写真便り20150828(62)号の続きです。次回は20151106(72)号予定です。
平成15(2013)年初から1年間“ある白鳥家族の1年間の観察記録 フォト日記
【手賀沼に暮らす白鳥「僕だって飛びたい」】からの抜粋”です。









今週のテーマ;手賀沼白鳥家族の一年 チビの記録 より
「父さんの決心」
“白鳥の個性について”
・コブハクチョウは“個体差”“雌雄差”がはっきりしています。
・雌(♀)
営巣場所の選定、巣作りから率先し、抱卵は専任、子供ができると
常に子育ての中心になり子供の行動を良く看て 行動は「率先垂範」を怠らない。
旦那の行動には“一歩下がって・・・”干渉せず従う。
まさに良妻賢母です!


・雄(♂)
個性が強く「放浪型」「家族献身努力型」それぞれ半々、
主な任務は領域の縄張り管理と心得ているようだ。
子供がヒナのうちは行動の監視役程度、子供が少し大きくなると、
家族の群れから離れるのが目立つが、領域からは遠くに行かない。
子供が成長すると縄張りから追い出し、翌年の家族生活の場である
“餌場領域”の確保のため離れずに年を越す。
(♀もこれに従う)
ペアリングから巣つくり中は♀に協力、共同作業する。
♀の抱卵中の行動は巣の周りベッタリ型と領域警護型と分かれるが
行動は巣から略300m位の範囲。
♀の食事時間(1日1回程度)は巣に残りタマゴを守るが抱卵行動はしない。

・子供
♂は勝手な行動多い 成長し 風切り羽(飛ぶために必要な羽)が生え揃うと
父親を真似て良く羽を膨らませるが、近くに父親が居ると決して羽を広げない。
♀は相対的に素直で受け身型で親、目上の子供への追従心がはっきり出る。

山ケン