2020年9月25日金曜日

9/25 蘭の花

 






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20200925

 

蘭の花

 

今年2月の“世界ラン展”には“足の調子”と急に騒がしくなってきた“新型コロナウイルス”を考えて行きませんでした。

「蘭の花のような個性ある姿」は山ケンみたいな“イージー写真や”には格好の被写体なのでストックが沢山有ります・・・

 「今回も“極暑とコロナ”を考えて新規に撮影に行く機会が少なく ストック材料の羅列で講釈はできません() ゴメンなさい!」

 ごゆっくり眺めてください。

 

3271 整理番号 6922 

327-2 整理番号 6927

327-3 整理番号 8239

3274 整理番号 6926

3275 整理番号 8379

 

山ケン

2020年9月18日金曜日

 






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20200918

“江戸城”関係は2016年夏 の117号 以来12回の掲載でしたが 今回から新シリーズのスタートです。

江戸城平川門

江戸城(現:皇居)桝形門(高麗門、渡櫓門)と木橋の一式が昔のまま残っているのは平川門だけです。大切にしたいです。

 

3261 現在の平川門

 現在の木橋(全長29.7m、幅7.82m)は台湾産のヒノキ材を使って1988(昭和63)に再建されたものですが築30予年 だいぶ痛んで来ています、そろそろ作り替えが必要な様です。

 

326-2 木橋の擬宝珠(ぎぼし)

再建された木橋の親柱の擬宝珠には寛永元年の銘が彫られたものをそのまま使用。橋本体は代替わりしながらも当時の姿を残してきたのは良かったです。

 

326-3 高麗門(第一門) と奥に見える渡櫓門(第二門:わたりやぐらもん)

 この門は三代将軍・徳川家光時代1635(寛永12、家康時代から仕えてきた城造りで名高い藤堂高虎の基で造られた高麗門、渡櫓門の典型的な桝形門です。

渡櫓門の櫓部が関東大震災で大破(のちに復元された)以外 無事残っています。

 

 この高麗門には面白いエピソードが・・・

 *エピソード;三代将軍家光の乳母で権勢をふるった春日局(かすがのつぼね)門限に遅れ帰着したとき 門衛(旗本・小栗又一郎=小栗上野介はその末裔が掟の例外を認めず寒い一夜を門前で過ごさせた。だが幕府は門衛の小栗又一郎を(とが)めず 逆に行為を褒め500石の加増となったと伝えられています。

 

3264 桝形の石垣に造られた“石狭間(石垣の石に穴を空けて銃座としたもの)

桝形門の石垣の最上部、塀との境目に所々切り欠きが有るのが“狭間”です。

 

3265 桝形門の内部

 石垣の上部に門外が見える四角い切り欠きが高虎の設計で造らせた“狭間”。ここから堀の対岸より木橋を渡って来る敵兵を狙うためです。藤堂高虎の ち密設計が感じられる平川門は 是非残したい時代の遺産です。

 

山ケン

2020年9月11日金曜日

9/11 手賀沼 緑道風景






 


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20200911

 

 手賀沼 緑道風景

 

手賀沼の自転車・ランニング専用道路 “緑道*”は、道路わきの散策エリアに ツツジ・ムクゲ・アジサイなど多種の庭木と季節のお花畑が随所に点在しています。

さらにコブシ、サクラ、クヌギなど高木がマイルストーン(距離表示)のように植えられ、随所に展望台・ベンチ・トイレが整備された 9㎞程の長大な“柏市の緑道(公園)です。

また、我孫子市側は、大正時代から昭和の初めに志賀直哉、武者小路実篤など「白樺派」の文人たちが多く住んでいた風光明媚な河岸段丘湖畔で、全てが“遊歩道”として 柏市の緑道とつながり手賀沼を囲んでいます。

この二つの道一周約20㎞は全て自動車等に悩まされない公園なのです。

皆さんも柏駅にお寄りの際には駅前に貸自転車もあります。是非サイクリングなどにご利用下さい。

 

 *;緑道⇒車の通行を禁じ 歩行者または自転車専用とした空間を 一般的に

“緑道”といいます。建築基準法上の道路ではなく 公園の一種です。その名の通り 樹木や季節の草花があって、オブジェやベンチなどを設け 憩いの空間が演出されています。

 

・・・以上 柏市・我孫子市 広報担当代理? 山ケンです()・・・

 

「この緑道が出来て20年、山ケンにとっては故郷のような存在です」

「手賀沼は“三蜜”を意識せず歩き・走れる自由な空間です。どうぞ!」

 

3251コブシ咲く休日

325-2サクラ満開

325-3路傍のツクシ

325-4秋霖が去って

3255「冬もそこまで来たネ」

 

山ケン

2020年9月5日土曜日

9/4 湯島聖堂 孔子廟








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20200904

 

湯島聖堂 孔子廟

 

世界最大の(背丈:4.57)“孔子像”がお茶の水駅から200m足らずの近くにあります。その紹介です。

 

3241世界最大の孔子像

 孔子は 釈迦、キリスト、ソクラテスと並び四聖人(四聖)に数えられ、中国の春秋時代(紀元前552年または紀元前551年)の思想家で哲学者。

孔子の死後約四百年かけて弟子達が編纂したのが『論語』です。

 

324-2 孔子の墓所に植えられている銘木(かい)

「孔子廟(山東省曲阜)から持ち帰った木の直系子孫の銘木」を 牧野富太郎博士が愛おしんで“孔子木”と名付けたと言われ、100年経った今“楷樹”は元気に茂っていました。秋には黄葉が楽しめます。

 

324-3 杏壇門(きょうだんもん)から大成殿(孔子廊)を見る

  

324-4 大成殿

 殿内(非公開)中央には孔子像、左右に孟子・顔子・曽子・子思の四賢人が祀られています

 湯島聖堂は1691(元禄4) 綱吉時代に落成。

1703年・1772年、火災により全焼そして復活。

1868(明治元年)新政府に接収され、大学校設立など“教育中心の場”になり、

博覧会開催・博物館・女子師範学校開設など多岐に亘り繁栄した。

1922(大正11)に「史跡」に指定。

 ・1923年関東大震災で再度全焼。 1935(昭和10) 耐震耐火構造で竣工、

1945年の東京大空襲は被害を免れ現在に至る。

 

3245 空からの湯島聖堂

 JRお茶の水駅聖橋口を出て約200㍍にある湯島聖堂です。お茶の水で時間がありましたら 是非世界一の孔子像と対面して下さい。

 

山ケン

2020年9月2日水曜日

8・28「処暑次候(24節気)」「天地始粛(てんちはじめてさむし)(七十二候)」

 










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20200828

 今週は処暑次候(24節気)」「天地始粛(てんちはじめてさむし)(七十二候)」です。

 

トンボ

 

最近トンボが目の前を飛んでいる姿を見掛けることが減った気がします。

その為か2018年以降の写真便りでは掲載が有りませんでした。

 多分 歳のせいで視力・聴力などが鈍感になったのが本音のようです()

 

3231アオイトトンボ

 初秋 手賀沼の水辺で小さなトンボ(全長約40)を見つけることができます。

“アオイトトンボ”です。

イトトンボ科の特徴は「特に目玉が大きく愛嬌が有る」ことでしょう。

 

323-2 ハグロトンボ

 湧水など冷水が流れる浅場で沈水植物が茂る緩やかな清流に生息する“川トンボ”で 数は減ったが 手賀沼大津川流域に点在する湧水池で何とか探せます

 山ケンの家から一番近い湧水池は2㎞くらいなのに、珍しく家の庭にまで飛来し撮影出来ました。

 

323-3 チョウトンボ

 元来は水生植物の多い手賀沼には産卵環境があるはずですが、最近は全く見かけなくなった。どうやら人家の多い場所は嫌いなようです。

*この撮影は20158月です。

 

323-4 コシアキトンボ

 手賀沼の環境に適したのか多くの場所で産卵しています。山ケンの行きつけのボート屋さんの脇では毎年産卵場所争いが見られカメラを楽しませてくれます。写真は縄張り見張り番の♂です。

 

3235 コノシメトンボ

 数は減ってはいないトンボです。秋になると遊歩道ベンチ横の桜の木に沢山飛来し、ベンチに寝転んで撮影できます。

 

山ケン