2020年7月24日金曜日

7/24 「神社って今どうなっている?」その1






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20200724
「神社って今どうなっている?」その1

3181 柏 広幡八幡宮
十数年前 家から2km程にある 柏市内の総鎮守 の1広幡八幡宮”で初孫の「初宮参り」をした。孫の親(息子)松戸市の鎮守*、その親(山ケン)は「高崎市の鎮守で初宮参りをした」と母の言葉を思い出した。

今回の写真便りのきっかけ】 最近BCCメンバーの一人から「神社仏閣 は どのくらいあって、どう経営しているの?」と問われ 近隣の社寺で実態を調べることにした。
神社は戦後の新憲法“宗教法人法”で政教分離され 官幣社など“神社格”がなくなり民間組織になった。その数は2016年で81,156、データは「4年前に比べ100社も少なく 今後更に減少していくだろうと神社本庁から聞いた。
神社組織は、宗教法人法で言う“神道系包括団体”として「神社本庁」が東京にあり その下に県毎に「神社庁(支店的な部署)」、さらにその下に「単位宗教法人*」として「○○神社」がある。伊勢神宮のような特別な神社を除くと殆ど単位宗教法人です】

*神社と鎮守・氏神土着のいろいろな神を鎮めて国・城・村などと そこに住む者を守る 
鎮守神(うじ=一族)の共通の氏神祀った建造物神社
*単位宗教法人⇒宗教法人法で「境内建物を有する社寺は 独立経営出来るため殆どの社寺は独立経営でした。

318-2柏 大井の鎮守 香取神社
 広幡八幡宮の約1km先、隣町の大井地区に鎮守香取神社”がある。香取神社は千葉県香取市に総本社があり全国で約4000社の香取神社を管理している。
 が、この神社は周囲の山林の身売りまでして単位宗教法人を維持している。

318-3柏 名戸ケ谷の氏神 香取神社
 香取神社は柏に10か所現存するが 大井のみ宮司さんが務めていて その宮司さんは近郷3ケ所の鹿取神社も管理していた。その他の香取神社は近くの大きな神社勤めを本務とする神職が出向し宮司を兼ねる無人社で名戸ヶ谷も周囲の土地をドラッグストアに貸すなど苦労する無人独立経営をしていました。

山ケン

2020年7月17日金曜日

7/17 “手賀沼の一日”







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20200717

“手賀沼の一日”

3171夜明け
 *撮影201610月4日 5:43

 この時間は 地元の釣りマニアもそろそろ「自分の釣り座」に来るころです。

317-2 日の出朝の食事に向かうコブハクチョウ夫婦
 *撮影20151128日 6:41 

当時の観察記録を見ると この夫婦は「白色系ひな7羽」を無事育てあげ巣離れさせた後なので 夫婦だけで のんびり食事に向かうところでしょう。
 ・コブハクチョウは抱卵・孵化・ヒナの巣立ちの後は巣を定めません。
夫婦は 子供たちと別に 自分達が気に入った所で夜を過ごし 行動を共に
します。

317-3 昼盛り 
 *撮影2016627日 1155

 近所に暮している「絵が大好き」奥さん、旦那は田圃の雑草取りだそうです。
 昼どきなのにお弁当はどうなっているのかなー?

317-4 夕陽シラサギの帰巣」
 *撮影201696日 1748

 日が沈むとシラサギ達は呼応したかのように“それぞれの止まり場に戻り夜を過ごす”のです。

山ケン

2020年7月11日土曜日

7/10 金魚の記憶






本号は先週315号の原稿完成以前のものでしたが、写真撮影の都合で前後逆の掲載になりました。

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20200710

金魚の記憶

子供のころ夜店で買ってもらい薄暗い裸電球の下でどんぶりに入れて寝るまで眺めていた 一匹の小さな金魚の記憶・・・
町内のお寺さん本堂裏の蓮池、誰かが放したのか一匹の大きな金魚(緋鯉?)
泳いでいた記憶・・・

3161 
こうやって水槽の金魚を眺めているといろいろな記憶が蘇えってきます。

316-2
個性的な金魚たちの姿は全く飽きることなく時が経って・・・

316-3
自由に泳ぐ彼らを陶然と見ていたら、アライグマにやられたわが家の水槽(301)の事を思い出してしまった・・・

 *庭の水槽は その後“堰から落ちる水を想定した「ビオトープふう水槽」”に改造中なのでそのうちに写真便りで披露したいです。
 ただし金魚は飼えない事になっているので、動物は「メダカ」では、と
我が家の管理人と折衝中ですが…成功するかどうかは「
水生植物だけのビオトープになるかも ()・・・

山ケン

2020年7月4日土曜日

7/3 待望のビオトープふうメダカ池 完成







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20200703

  待望のビオトープふうメダカ池 完成

 今年2月9日アライグマに襲われた庭の金魚水槽(301号にて報告)が姿を変えて使用開始です。新型コロナ過による外出自粛で家での時間が増え 念願のビオトープふうメダカ池”が出来ました。
 
3151 メダカ
 漸く水槽改造をわが家の財務大臣認可、“メダカ”でOKをもらい工事着手。
ピオトープ(英biotope⇒日本では「水辺の生物(動植物)棲息空間」。水槽には当然水生植物も必要と“ホテイアオイ”“金魚草”を入れたが メダカの孵化も考えメダカ草の異名のある“オオサンショウモ(大山椒藻)”もこの撮影の翌日追加した。

315-2 生育に成功した“アサザ”
少し変わった植物もと思い小さな水槽ではあまり馴染のない“アサザ”も検討、知り合いから一株分けてもらい 試験栽培で2㎝程の可愛らしい花が咲き採用。

315-3 漸くビオトープふうになった  
 水槽内部だけではなかなか恰好が付かず 貯水槽からの水の落ち口(水流①)と水面の空間を“テラリュウム*ふうに水辺の草を植えることで大規模な追加工事になり予算オーバ()。 手前の草は約10年前に水槽のまわりに植えて育った河原に自生の“フウチソウ(風知草)です。水流は4系統(地上部の植物用も含め)の循環方式とし、地上部には苔や水辺の草を植えた。 A・B水槽の砂利層下部には地下水を模して循環水を流した(水流②)。この方式だとA・B水槽の砂利下は流れができ底水が置換するが水面は波立つことがなくなり メダカ達はストレスのない環境で生活できる。
 「運用開始いきなりの大発見」浮草の下ですでに卵を産みつけていたようで、浮草移動10日も経たずに3㎜程の稚魚2匹発見まさにピオトープになった。
「稚魚は未だ写真には写りませんので勘弁して下さい。」
 *テラリウム (Terrarium) ;身近な生物(主に植物や小動物をガラス容器内などで
栽培・飼育し鑑賞するもので19世紀のロンドンで生まれ世界中にひろまった。
315-4写真説明

山ケン