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20200724
「神社って今どうなっている?」その1
318₋1 柏 広幡八幡宮
十数年前 家から2km程にある 柏市内の総鎮守 の1社“広幡八幡宮”で初孫の「初宮参り」をした。孫の親(息子)は松戸市の鎮守*①で、その親(山ケン)は「高崎市の鎮守で初宮参りをした」と母の言葉を思い出した。
【今回の写真便りのきっかけ】 最近BCCメンバーの一人から「神社仏閣 は どのくらいあって、どう経営しているの?」と問われ
近隣の社寺で実態を調べることにした。
神社は戦後の新憲法“宗教法人法”で政教分離され 官幣社など“神社格”がなくなり民間組織になった。その数は2016年で81,156社、データは「4年前に比べ100社も少なく 今後更に減少していくだろう」と神社本庁から聞いた。
【神社組織は、宗教法人法で言う“神道系包括団体”として「神社本庁」が東京にあり
その下に県毎に「神社庁(支店的な部署)」、さらにその下に「単位宗教法人*②」として「○○神社」がある。伊勢神宮のような特別な神社を除くと殆ど単位宗教法人です】
*①神社と鎮守・氏神 ⇒土着のいろいろな神を鎮めて国・城・村などと
そこに住む者を守る
“神”が 鎮守神。氏(うじ=一族)の共通の“神”が 氏神。“神”を祀った建造物が 神社。
*②単位宗教法人⇒宗教法人法で「境内建物」を有する社寺は 独立経営出来るため、殆どの社寺は独立経営でした。
318-2柏 大井の鎮守 香取神社
広幡八幡宮の約1km先、隣町の大井地区に鎮守“香取神社”がある。香取神社は千葉県香取市に総本社があり全国で約4000社の香取神社を管理している。
が、この神社は周囲の山林の身売りまでして単位宗教法人を維持している。
318-3柏 名戸ケ谷の氏神 香取神社
香取神社は柏に10か所現存するが
大井のみ宮司さんが務めていて その宮司さんは近郷3ケ所の鹿取神社も管理していた。その他の香取神社は近くの大きな神社勤めを本務とする神職が出向し宮司を兼ねる無人社で名戸ヶ谷も周囲の土地をドラッグストアに貸すなど苦労する無人独立経営をしていました。
山ケン