2020年5月29日金曜日

5/29  5月の手賀沼は「コブ白鳥のヒナ誕生の季節」







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20200529

5月の手賀沼は「コブ白鳥のヒナ誕生の季節」です。

昨年は「営巣中のタマゴ泥棒多発」もあり 626日確認のヒナ最終生き残りカウント値は36羽。5月19日中間データ値は27羽だった。
今年523日までの中間カウント値15羽、昨年よりさらに少ない。
 “コロナ過”の今年は 極端に人出が少なかったり、異常な高温日が続いたり何故かコブ白鳥も生活リズムが狂ったようで 営巣したカップル数が非常に少なかったのです。

それでもやはり自然の摂理に従ってヒナ達は生まれてきます

4001 誕生一番ヒナ
手賀沼の大堀川堆積地に営巣中のカップル(昨年と同じカップル)に“51日手賀沼一番のヒナ1羽誕生!!
このカップルは318日ペアリングし営巣開始した。卵数の撮影は出来なかったが産卵数は昨年の実績(6)から推定すると未だ孵化する卵が複数残っているはず。計算(産卵後40日前後に孵化)通りであれば未だこれから誕生するだろう。
2(この撮影日) 案の定1羽増え2羽の誕生確認。昨年は3羽で終わった。
*手賀沼のコブ白鳥は意外と孵化率が低くこのカップルは昨年/6=50%。今年は母数が?

400-2 我孫子公園“水生植物 植生帯”のカップルに6羽誕生!
 子育てベテランのこのカップルは 昨年538羽孵化し2羽カラスに襲われ6羽育った。今年は産卵母数「?」だが5126羽が無事誕生した 🙌

400-3 517日 田植え直後の田圃にヒナ1羽を連れた「困り親」確認   
 昨年3羽育てたこのカップルは沼の隣の田圃に度々入って人を困らせたが、今年もやはり同じだ。また田圃で追い回されないか心配だ。

4004 公園内でヒナを育てる「賢い親
 このカップルは普段から毎日公園の草地で人間と共存していたせいか人を怖がらない。そのためヒナ達も安心しているようだ。「賢い!

山ケン

2020年5月22日金曜日

5/22 “山の手は坂だらけの街”







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20200522



東京は縄文期以前から武蔵野台地を流れていた川が創った河岸段丘の“山の手”と “標高ゼロの下町(写真便り307で紹介)”で出来ています。
 今回は“山の手”です

3091地形図から見た東京
 “JR山手線(昔は山の手線と言っていた)”で囲まれた街の地形図です。
緑色は昔 川の流れの浸食で低くなった土地(河岸段丘の低地)茶色は丘陵地がそのまま残っていた台地坂だらけの街山の手なのです。
この図の中に919ヶ所もの坂があり そのほとんどが江戸時代の人が付けた名前が残り 当時の人たちの“気持ち”が読める楽しい名前ばかりです。
  *皆さんが興味を持った“区名”をお教えいただければ「坂の名前を調べて返信」します・・・
どうぞ。

309-2 幽霊坂
 お茶の水駅の周辺“駿河台”に“幽霊坂”なんて怖い名前がありました。場所は旧日立本社の裏 有名な蕎麦屋がある淡路町に下る坂道で「江戸時代には 木々が茂り昼間でも薄暗い坂」だったことで付けられたそうです。この辺りの通りは殆どが 名前が付けられていて昔が偲ばれる散歩が楽しくなる街です。

309-3 七面坂
 “上野のお山”の周囲は寛永寺など寺の密集地で お寺さんに関係する坂名が多く、この坂は日蓮宗延命院の守護神 “七面天女”に詣でる道だったのでつけられたそうです。

309-4夕焼けだんだん
 日暮里駅近く 最近有名になった“谷中銀座”への段々坂、以前 富士山に沈む夕日・夕焼けが美しかった為に付けられたのだとか。

等々、街中に919ヶ所もある坂道を散歩する人たちが増えています。

*山ケンは 「貸 電動自転車ですから坂道は平気々々()

2020年5月16日土曜日

5/16 ダイサギの一日








東京も少し感染者が少なくなってきたようですが油断できません。山ケンもお茶の水の耳鼻科病院行きを断り、薬を電話で発注 町内の係り付け薬局から出してもらいました。

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20200515
  今週は気分転換ため 野鳥(シラサギ)の行動写真です。  
ダイサギの一日

 ダイサギ(身長:80104)は羽を広げると140170㎝にもなる大型の白鷺で 手賀沼に居つきの鷺の中ではアオサギに次ぐ大きさです。

3081 ポートレート
 ごらんのとおり羽はあくまでも白く 立ち居振舞いは大変優雅な鳥です。

308-2 …手長エビだ もっと近くに来いよ
 ダイサギの手賀沼での主食は小魚* で、浅瀬や水辺でじっと彼らの動きを注視し 嘴の届く範囲に来た時に素早く獲物を捕らえるのです。

 *①;手賀沼には「堰の魚道で遡上鮎を捕食する」などの場所はなく、鯉・鮒は浅場に泳いで
来ないため捕食はもっぱら小魚と小エビです。

3083 …あーあ、駄目か
 何度も捕食に失敗すると意外に大げさに動きまわります。

308-4 …場所換えだ
 桟橋のエビをあきらめ別の浅場に移動して行きました。

3085  成功!
 手賀沼では小さな獲物が主なため 少量では体がもたないので時間を惜しんで捕食行動を続けなければなりません。このダイサギ君は浅場で2時間ほど捕食行動をしていたので撮れました。

3086今日は十分食べたナー
 一本足で立っている姿はリラックスしているときです。

山ケン

2020年5月8日金曜日

5/8 利根川東遷と江戸の下町







新型コロナ過は長期戦になるようです。皆さんも最大限の注意・配慮の疲れから少しでも気分転換できるような「写真便り」になればと思い いろいろ企画したいと思っています。どうぞよろしく・・・

今回のテーマは江戸時代の話です。
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20200508

利根川東遷と江戸の下町

江戸の街の“治水・河川利用・街の繁栄”を実行した 徳川幕府 努力の記録です。
今回は写真の添付文章は省略しました。
ごゆっくり写真と説明をご覧ください。

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山ケン

2020年5月2日土曜日

5/1 五月晴れに泳ぐ鯉







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20200501

五月晴れに泳ぐ鯉

 核家族・少子化・・・ 最近 街で元気に泳ぐ鯉のぼりを見かけることが少なくなった。

それに 新型ウイルス! 今しばらくの我慢です 頑張りましょう・・・

 でもこうやって大空を元気に泳ぐ彼らを見ていると「すかーっ」とします。
 両親に見守られている3匹の子供達・・・イイデスネ!

3061~4をどうぞ・・・

山ケン