2018年8月18日土曜日

8/17 今週の“フォト俳句”







217
20180817

今週の“フォト俳句”

七十二候では「寒蝉鳴(ひぐらし鳴く)“立秋次候”」は81317日です。

手賀沼は立秋を過ぎると次第に秋らしくなる・・・はずですが・・・

217-1 朝焼け
朝焼けだ 日の出も待たず 鷺が往く

217-2 入道雲
入道雲 急ぐ家路に 追いすがる

217₋3 驟雨去る
驟雨去り 蜩(ひぐらし)の声 空に抜け
 
217-4 夕焼け
つるべ落ち 夕焼けの空 鷺家路   
  
山ケン 

2018年8月11日土曜日

8/10 花と昆虫写真







216
20180810   花と昆虫写真
公園などでデジカメ、スマホを花に近づけて撮影している人によく出合います。
今回は花と昆虫の撮影のコツです。
*しばらく観察してから昆虫が飛来する花を定め * カメラを持ってなるべく
動かずに待機 *昆虫が飛来 吸蜜を始めるのを待って撮影…これでOK

216₋1 庭のマリーゴルドに来たベニシジミ
この小さなシジミ蝶の撮影は クローズアップレンズを使用し、ズーム機能を望遠にすることで遠くからこのようなアップの画が作れました。
*カメラのマクロ機能撮影では花に近づくために昆虫が逃げてしまいます。 

216₋2 ニラの花にスカシバ蛾
ニラの花には何故かいろいろな昆虫が訪れます。
サイクリング中に道端のニラの花に珍しいスカシバ蛾(固有名不詳)を見つけました。
 *カメラは手持ちでしたので高速シャッター(1/800)使用。

216₋3 ボタンクサギ(牡丹臭木)に飛来したミギワバエ科*1(たぶん)のハエ
手賀沼の湖畔に いつの間にか漂着し育ったボタンクサギ*2に飛来した小さなハエ(体長約8)です。
*1沼などの水際に多くいるのでミギワバエ科(“水際”の意味)に分類される
蠅です。亜種が多く名前は特定できませんでした。
*2ボタンクサギ(クマツヅラ科クサギ属 落葉低木)はアジサイによく似て
半球状 に1015㎜の花穂が5060ケ付き 紅色牡丹のよう見えるので別
命名(紅花臭木)と言われています。葉は多少異臭があり、花はいい匂いの紅
色です。

216₋4 セイタカアワダチソウとマルハナバチ
外来種のセイタカアワダチソウも 冬を前にした昆虫たちには絶好の蜜場です。
マルハナバチはミツバチより少し大きく姿がまん丸く見えるので識別は簡単。
全体が毛深く花粉を集める効率が良く“送粉者”としては優等生です。
積極的に人を刺すことは少ないハチです、ご安心ください。

山ケン



2018年8月4日土曜日

8/4 昭和の記憶









215
20180803

昭和の記憶
戦争が終わって73年。
昭和の記憶を探しに江戸東京博物館に行ってきました。
実寸大の展示場には“昭和の生活”があり 眼は小さい頃に戻っていました。

215-1ちゃぶ台
戦前の東京 下町の長屋、夕食は銭湯から帰った主人の着席を待っているちゃぶ台です。食料などの配給制度は未だ無く ちゃぶ台の上は豊かでした。
 時計のぜんまいを巻くための踏み台、この中におもちゃを仕舞っていたことを思い出した・・・

215-2 戦時中の居間
灯火管制、空襲に備え 電灯は母さんのモンペ作りの端切れ、窓に爆風対策の障子紙。男手が居なくなったちゃぶ台上は質素になっていました。

215-3 電化生活元年“1960年頃の団地”
戦後10年頃から復興が目覚ましく 街には電化製品が溢れて生活が一変。
東京郊外に 斬新な住宅団地*ができて 夢のようなマイホームが出現したのです。
蛍光灯が明るくトースター電気釜何でも電気任せの生活は 幸せ一杯だった(ですね)
*昭和34(1959)東京近郷に初めて“ひばりが丘団地 2714戸”が完成。

2154生活の三種の神器
国民あこがれの的 “ベランダに電気洗濯機、ダイニングキッチンに冷蔵庫、居間には(白黒)テレビが鎮座。もしかしたら力道山のプロセスを見ていたかも・・・

2155 昭和の三種の神器出現以前
小さい頃 下町の借家に住んでいました。家にあるのはたらいと洗濯板のみでした。 ラジオは銭湯の番台と大家さん家()に、()冷蔵庫は町内の下駄屋さんと薬屋さんに、夏、遊び仲間の自慢ものでした。

山ケン

2018年8月2日木曜日

7/27 手賀沼の花火







214
20180727  手賀沼の花火
手賀沼は柏市と我孫子市の間に横たわる周囲20㎞程の沼です。
長年にわたって日本一汚れた沼だったが 2000年より利根川から10/secもの巨大導水事業がスタートし水質浄化開始 水質は年を追ってよくなり、現在はトライアスロン大会が開催されるまでになりました。

今年の手賀沼花火大会(柏・我孫子合同)は8月4()pm7~です。
昨年は夏風邪で床の中で音だけ聞いていた。 
ところが今年の夏は 体温より高い猛暑日続きで…  行けるかなー…?
*しばしストック写真で夏気分を感じてください。

214-1いよいよ開演
使用レンズは“等角魚眼レンズ”といって視野角180°35㎜フィルムでは真上を中心にすると地平線が真円に撮影でき“全天空写真”が可能で「雲量測定など」に便利なものです。
*昭和40年台後半“太陽追尾装置(昭和50年:1975 個人で特許出願)”開発
のため、当時 給料の5倍もするレンズを月賦購入したもの()

この撮影は中心を仰角約30°に設定 水平線が大きく湾曲して見えます。
 *撮影20150801  EOSD   魚眼8㎜(35㎜換算) *絞りf4 
 露出19sec  ISO 400 

214-2
 *撮影20160806  COOLPIX P900 24(35㎜換算) *絞り f8 露出
 1/2sec ISO 400

214-3
 *撮影20100807  EOSD  魚眼8㎜(35㎜換算) *絞りf4  露出
12sec  ISO 100 

214-4
*撮影20160806  COOLPIX P900 24(35㎜換算) *絞り f8 露出
 1.3sec ISO 400

山ケン