2015年5月22日金曜日

5/22 飛行機のF1レース 日本初開催 「RedBuLL Air Race」観戦記

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り20150522

今週のテーマ;飛行機のF1レース 日本初開催
RedBuLL Air Race」観戦記

・世界8カ所で1年間戦う飛行機スピードレース。
・今年2回戦は幕張海岸約1.5㎞にパイロン(レース障害物)
14本を配置(48-6参照)通過タイムを競った。

・、規定エンジンを使用10Gに耐える小型軽量機体(翼長7.5m以下)により
パイロンの地上高15m25m(赤色部)を指標に 超低空を370/secものスピードで
飛行する。約1分前後でコースを駆け抜ける。

1回戦  Round of 141vs:1のノックアウトステージで14機中7機と
負け組のベストタイム1機が2回戦に。
・2回戦 “Round of 8 1vs:1のノックアウトステージで8機中4機が決勝に
・決勝戦 “Final4”は4機でタイムを競う。

写真
48決勝戦のスタート  55番機(英国)・・・ 1位優勝
  スタートパイロンを水平で通過して 初めのパイロン (Chicane:レース障害物)に向かう。

 ・レースでは観客に飛行状況を見てもらうためにスモークを引いて飛行する





48‐2 2回戦で第3パイロンに向かう21番機(ドイツ) 
・決勝戦で3位入賞 
  ・パイロンの15m25mの赤色が飛行高さ範囲





483 1回戦でゲートパイロンと接触しペナルティ(+2秒)9番機(英国)
・それでも勝ち残り、2回戦で健闘したがFinalに進めず5位

 ・破損したパイロンは待機している専門員が約3分で復旧、レースに支障はなかった。





48-4 今年作った新鋭機により1回戦で当日のベストタイムを出し
優勝期待が大きく2回戦へ、さらに頑張った室屋31番機 (日本)
・だが3番ゲートの戻りで10Gを超えてしまい(48-6参照)
DNF(規定によりゴールせず)となり8位で終わった。





48-5 カワウが飛び入りで3番ゲート通過! ・・・本日の一等賞か

山ケン

2015年5月17日日曜日

5/15 白鳥のヒナ誕生

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り20150515

今週のテーマ;白鳥のヒナ誕生

手賀沼は五月になると賑やかになります。
コブハクチョウのヒナ誕生、子育てシーズンが始まるのです。
湖畔のいたる所でヒナ達の可愛らしいシーンに巡りあえます。





471白鳥のヒナは産卵後約42日前後で孵化し、生まれるとすぐに
 水に入り泳ぎます。(抱卵日数が普通の鳥より長いのは水鳥特有で
 既に殻の中でうぶ毛が生えそろって生まれるためです)
・この写真は孵化後初めて親のマネをして食事をした後、ヒナ達が
遊んでいるところです。
孵化は決まったように日の出から始まり1日でほぼ全部孵化します
 (産卵日が違っても孵化は一日のようです)
・不思議なことに母親は無精卵(又は途中死)の特定をしているらしく、
生きているヒナが全部孵化を終えるとヒナを水に誘い食事に行きます。





47ヒナはうぶ毛の撥水性が弱く水につかっている時間は30分程度までで
岸に上がり羽を乾かさなければなりません。




 
473この親は春の嵐で巣が水没、一度目の抱卵に失敗してしまい、
約3週間後2度目の交尾、そして生まれたのがこの「二番子」です。
 ・二番子は一人っ子のケースが多く、手賀沼では1年に1組くらいいます。
 ・親は口移し給餌はできません、自分で手本を見せヒナが自発的に食べるのを
見るだけです。





47-4 食事場所は巣の周辺に点在しているため孵化直後は
末っ子など小さなヒナが母さんの背に乗って移動することが有ります。
この写真は2羽が背中に乗って最後の1羽が乗れない状態でした。





47-5 母親の後を追って移動するヒナ達。
 ・ヒナは殻から出て初めて目の前にいる「動くもの(親でなくても)」を
親と認識するため、ほとんどが卵を温めてくれる母親を認識します。
・移動は親の後を追って必死に泳ぎます。
・左が母親 右はエスコート役の父さんです。

山ケン

5/8 猫の額(庭)に咲く花たち

山ケン【山田賢次】です。このmailBCCでお送りしています。

写真便り20150508

今週のテーマ;猫の額(庭)に咲く花たち

 狭い庭が山ケンの写真スタジオです。
 撮影旅行などせず、風が運んでくれたタンポポやカタバミ草、
もらい物の球根、植木鉢を手軽に写真にできます。





461もらい物のボケの鉢も白梅(鉢植えの隣りで フォンワカ と咲きました。
 我が家恒例の「紅白バトンタッチ」です。





46我が家にもエビネがあると紹介しましたが、今年も咲きました。 
 庭は写真スタジオですからこんな写真もOKです。皆さんも如何?
 でもこれでは蘭展への出展は全くNGですネ!





463このスノーフレークは20年以上前に球根1ケをもらって庭の片隅に
 植えたのが増えすぎてしまい昨年球根をかなり処分しました。






46-45 チューリップはどうも同じ球根の花後の養生が悪く
翌年植えてもうまく咲いたことが有りません。
これだけは止むを得ずDIYショップから球根を購入しています。
 どなたか養生の仕方をご教示願えませんでしょうか?

山ケン

2015年5月1日金曜日

5/1 手賀沼の鳥達の攻防

山ケン【山田賢次】です このmailはBCCでお送りしています。
写真便り20150501号
 今週のテーマ;手賀沼の鳥達の攻防

43‐1,2 トビ(タカ目タカ科)はタカの中ではおとなしい鳥で、主な餌は小動物、
魚の死がいなどです。生きて動き回る動物はあまり襲いません(襲えない?)。
・手賀沼にいるカラス(スズメ目カラス科)はハシブトガラス(市街地順応
・街角のごみ袋あらしの主犯)とハシボソガラス(田畑、郊外型)の2種。いずれも雑食性で昆虫,
 穀物なんでもござれで、小動物のヒナも集団で襲う。
ここに住み着いているコブハクチョウのヒナの最大の敵がカラスで毎年数羽
 が被害に遭う。トビとカラスは永遠のライバルと言ってよく、毎日のように
 バトルシーンが目撃できます。





43‐3  オオバン(ツル目クイナ科)の主食は水草、昆虫。よく潜水するが狙いは水
草の根で、魚は捕食できないようです。
・水上に生活することが多く、手賀沼では人が投げる餌(パンくずなど)を
 目当てに岸近くにいて、強く大きな個体が縄張りをもち 仲間どうしで争い
 が絶えないが、冬は盗賊のようですばしこいカモメ(この写真はユリカモ
 メ)に餌を横取りされることが多い。




43‐4 手賀沼に住み着いているサギの仲間はアオサギ、ダイサギ、コサギ。
・彼らの生活圏はわりと広いのですが、繁殖期以外は自分々々の好きな場所
 (主に餌の小魚が多い場所)をねぐら(定宿)にしています。
・写真の網場は漁師が稚魚を育てているいけすで、今は3種のサギのねぐらに
 なっている。大きいサギは網につかまっていても直接魚を狙えるので場所
 とりは意味があるが、コサギは首が水面にとどかないのであまり場所には
 こだわらず、寝るだけのようです。


山ケン