2020年10月2日金曜日

10/2 一本のケヤキ






 


328

20201002

 

一本のケヤキ

 

 手賀沼の親水公園に向かう遊歩道にポツンと立っている“一本のケヤキ”。

ふとした気持ちからその木のシルエットとそこに居合わせた人を“絵”にしたくなり 機会ある度にカメラを向け いつの間にか20年も経っていました。

 

“写真ヤ”は 不思議なことに写真を撮った瞬間を鮮明に記憶しているものです。

 

3281 19年前の春

 春の光の中 休日のベンチ。

二人連れのご婦人は何のおしゃべりもせず ただ長い時間 記憶を辿るように遠くを見ていた・・・

 

328-2 19年前の秋

 何もかもが幸せそうな若い二人。

 

328-3 春 2年前

 2018年、ケヤキもだいぶ大きくなりました。

 うららかな春の日、 野の花を狙っていたカメラの向こうにやって来た二人連れ ケヤキに視線を向けながら木の廻りを一周し何かを話していた。

「何の話」なのか・・・声は聞こえず・・・いまだに「答えが出ません」

 

328-4 秋 昨年

 2019年秋の午後、散歩中の犬が遊歩道を行く“人・犬?”に気を取られているのに・・・

ご主人さまは知らん顔で歩きだした。

 

3285 そーして 令和(2020)の冬 

 午後4時半。

ケヤキは ようやく最高の“シルエット”を見せてくれたのです。

なんと その相方は“夕日”でした

 

山ケン

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