328
20201002
一本のケヤキ
手賀沼の親水公園に向かう遊歩道にポツンと立っている“一本のケヤキ”。
ふとした気持ちからその木のシルエットとそこに居合わせた人を“絵”にしたくなり 機会ある度にカメラを向け
いつの間にか20年も経っていました。
“写真ヤ”は 不思議なことに写真を撮った瞬間を鮮明に記憶しているものです。
328₋1 19年前の春
春の光の中 休日のベンチ。
二人連れのご婦人は何のおしゃべりもせず ただ長い時間 記憶を辿るように遠くを見ていた・・・
328-2 19年前の秋
何もかもが幸せそうな若い二人。
328-3 春 2年前
2018年、ケヤキもだいぶ大きくなりました。
うららかな春の日、 野の花を狙っていたカメラの向こうにやって来た二人連れ ケヤキに視線を向けながら木の廻りを一周し何かを話していた。
「何の話」なのか・・・声は聞こえず・・・いまだに「答えが出ません」
328-4 秋 昨年
2019年秋の午後、散歩中の犬が遊歩道を行く“人・犬?”に気を取られているのに・・・
ご主人さまは知らん顔で歩きだした。
328₋5 そーして
令和(2020年)の冬
午後4時半。
ケヤキは ようやく最高の“シルエット”を見せてくれたのです。
なんと その相方は“夕日”でした!
山ケン
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