2019年11月3日日曜日

11/1 虫







280
20191101
 もう11月です。もともとは花のアップ写真が好きでカメラを構えるが、その時、昆虫を見つけるとそちらに意識が傾いてしまいます。虫は名前の特定に結構苦労します。各種の資料から何とかそれらしい種と名前に辿りつくと嬉しくなるので止められません。

280₋1 レンゲ草に飛来のミギワバエ
ミギワバエ;ハエ目ミギワバエ科 、体長は29㎜、湿地・水辺などに多く生息。日本では38属 約100種 登録されていてこの写真の正式名は不明でした。
レンゲ草の根にはバクテリアが付いていて稲にとって良い肥料になるので稲を植える前の水田に種をまき開花後 土にすきこむ。最近まで春先の稲田でよく見かけた野の花です。

280-2 イタドリの雄花に潜んでいたゴミムシ
 写真はイタドリの雄花ゴミムシです。
 ゴミムシはコウチュウ目オサムシ科、あるいはこれに近縁で雑多なものをまとめて呼ぶ。写真の(狭義な)ゴミムシは オサムシ科ゴモクムシ亜科に分類される甲虫。この虫は体長13mm前後の中型のゴミムシ類の仲間です。
 この花は タデ科の多年生植物のイタドリの雄花(雌花は“雌雄異株”のため画面には写っていません)です。別名は スカンポ・イタンポなどと各地で言われ 日当たりの良い道ばた、土手、山野など様々な場所で生育、いたるところで見られます。
 根を乾燥し煎じて飲用“利尿・便秘・ジンマ疹”の薬草になります。

280₋3 ニラの花に誘われるナミハナアブ
 ハナアブ(花虻);ハエ目:ハナアブ科の総称で、ナミハナアブは腹部が大きく可愛らしい姿です。ハナアブ科は国内には少なくとも89400種は分布すると推定されるようですが人間に悪いことをしないので話題性は少ない。
 ニラ()については皆さんの生活に親しい野菜なので解説は省略します。

280-4 野生化したランタナの花イチモンジセセリ()
 イチモンジセセリチョウ目セセリチョウ科 前翅長は約20mm。全身が茶色。
 ランタナ;花屋さんで見かける鉢物の花「(和名)七変化ランタナ”」が雑草化したものに飛来した“イチモンジセセリ”です。

山ケン

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