今週のテーマ;銀座 昭和の記憶
忘れられつつある昭和を残したいと銀座で写真を撮り歩いて来まし た。
159₋1 銀座 ビヤホール
東京大空襲にも被災せず残った銀座のビヤホール ライオン。
入った瞬間目の前に「祝: ライオン銀座七丁目店は創建八十三周年」とあった。
店内は(初めて先輩に連れられて入った)昭和40年頃と全く変わ らない姿でした。
店の人の「外装は最近耐震化工事を終えたところですが、 内装は昭和9年そのままです」
こんな言葉を後ろに聞きながら席に着いた。
159₋2 銀座 ビヤホール2
飲酒を止めて6年目の昼時、昔を思い出して“肉煮込み(ビーフシ チューのこと)”
を頼んだ。味の記憶は定かではなかったが、 タイルの壁画には記憶が残っていた。
159₋3 銀座 喫茶店
昭和11年開業のトリコロール本店。
戦災で焼けた後、昭和55(1980)年に三回目の改装をしたと 言う当時のままの
三色旗(トリコロール)と、 入口の回転ドアーがそのまま残っていて
今も営業中だった。
159₋4 銀座 喫茶店2
アンティークで豪華な内装の記憶を少し思い出した。
(ここも先輩に連れられて入った店だった)
159₋5 銀座 喫茶店3
店の人から(当店のコーヒーは)「 昔からネルのドリップによる癖のない味です」と聞き
久しぶりで美味しかった。
でも記憶は他の店より値段が高かったこと(当時は250円が普通 のところ
400円前後だった?) しか思い出せなかった。
この日の銀座撮影行は、駆け出しの頃 先輩と会社訪問の後 文無しの僕に
ビールやコーヒーをご馳走してくれたことを思い出させてくれるに は充分でした。
その先輩は もう居ません・・・
山ケン
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