2015年12月12日土曜日

12/11 「ある白鳥家族の1年間の観察記録 フォト日記 【手賀沼に暮らす白鳥「僕だって飛びたい」】」のその後

山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。

写真便り20151211(77)号

今週のテーマ;20151103(72)号 「ある白鳥家族の1年間の観察記録 フォト日記
【手賀沼に暮らす白鳥「僕だって飛びたい」】」のその後です。







*コブハクチョウについて
 コブハクチョウは、日本では1952年に皇居外苑の壕に放たれ、その後1975年に
函館市の大沼公園に1つがいが放たれた。1977年に大沼公園からウトナイ湖に移り
1978年からウトナイ湖で繁殖、その後急速に各地に拡散しました。
 2010年彼等の生息分布が47都道府県中39県に拡散していることが確認されて
います。

*手賀沼に住みついてから
「1987年に手賀沼に寄留したコブハクチョウが初めてつがいになり定着した」と
我孫子市“鳥の博物館”の学芸員から報告書をもらい 興味を持ちそれとなく観察を
始めた。
しかしコブハクチョウは地元の野鳥クラブ員などには「外来品種⇒野鳥ではない」
との理由であまり注目されず調査対象から外されていることを知った1999年から
沼での生活に興味を抱き観察を開始して現在に至っています。

*今後考えなければならない課題⇒個体数が増えすぎではないだろうか?
・白鳥の生活はペアーの縄張り主張が強い。
・食性は植物(冬は水生植物の根)のため縄張り内の草が常食。
・水際だけでなく付近の田にも侵入するので田植え時期は農家泣かせ。
・現在の手賀沼の現在の水域の周囲:約20K㎡である。
・彼らの餌を賄う縄張りの広さから見ると営巣場所が限られてきた感がある。

*そろそろ個体数増加を止めなければ・・と考えられます。

山ケン

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