2020年2月1日土曜日

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都心に残る江戸初期の大名上屋敷庭園「小石川後楽園

2931 築地塀・案内図
東京ドームのすぐ隣、この築地塀の中には7万平方メートルを超える広さの「水戸徳川家上屋敷の庭園」が残っています。
1629(寛永6年)水戸徳川家 水戸藩初代藩主・徳川頼房が作庭家・徳大寺左兵衛に命じて江戸上屋敷に築いた庭園で、その後二代藩主光圀(1661年、二代を継ぐ:水戸黄門さん)が改修し、中国 宋時代の漢詩 登岳陽樓 (岳陽楼に登る)から『(為政者は)天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ』を引用し「後楽園」とした。
明治になって政府の管理になった。
 昭和27庭園が国宝級と認定され「特別史跡及び特別名勝」になった。
既にそのとき日本三名園の一つになっていた岡山の後楽園との識別の為に「小石川後楽園」と命名した。

 *岡山の後楽園;岡山藩主・池田綱政の命で1687から手掛け1700(元禄13
)完成当時は御後園」と言われていた。
これを1871(明治4 廃藩置県後)後楽園」と改めた。
(多分)この改名は 担当者が 東京に水戸徳川家後楽園の名が既に
あると気付かず か、あるいは無視して 決めたのでは!
小石川の後楽園の方が岡山より早く 当事者光圀命名したのに
(資料調査で感じた) 山ケンの苦言的コメントです()

293-23 冬景色の庭園
 小石川後楽園は”“などの季節には大勢が来園するのに 冬は静かで あまり人も来ず大名庭園を満喫できる場所なので楽しくなります。

 ここは電車の駅も近く 冬は樹木の雪つりなど風情も豊かです。
散策にどうぞ・・・

山ケン

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