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20190208
上野界隈散歩シリーズ
第11話 上野で世界遺産の建築物とロダンに会おう!
国立西洋美術館の本館は「世界遺産」です!
ル・コルビュジエ*①が設計1959年竣工した上野公園内の“「国立西洋美術館」”が世界遺産になりました。
ル・コルビュジエの「作品-近代建築運動への顕著な貢献作品群」として
フランスが「世界7カ国に散在する彼の建築作品
計23件の建造物を一括して申請
内17件が2016年7月“イコモス(ICOMOS*②)”から世界遺産に登録認定されたのです。
*①ル・コルビュジエ(1887~1985);近代建築の三大巨匠*③の一人。
*②イコモス(ICOMOS);国際記念物遺跡会議:世界の歴史的な記念物および遺跡の保存に関わる専門家による国際的な非政府組織。
*③近代建築の三大巨匠;①フランク・ロイド・ライト(Frank
Lloyd Wright、米、1867~1959)“帝国ホテル東京”も設計 ②ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig
Mies van der Rohe、独、1886~1969) ③ル・コルビュジエ(Le
Corbusier、スエーデン/仏、1887~1985)
ル・コルビュジエの建築作品コンセプトは①「ピロティー(柱)」②「水平連続窓」③「自由な平面」④「自由な立面」⑤「屋上庭園」などで“建築物の近代的要求”を満たす傑作が多く「20世紀の近代建築運動
に著しく影響したと言われています。
上野の国立西洋美術館ではル・コルビュジエの提案を受け入れ
さらに展示室の中心までスロープで昇っていくという
渦巻き形の動線を特徴としているところが傑作です。
242-2 前庭のロダン作品 “考える人”
242₋3 同 “地獄の門”
242-4 同 “カレーの市民”
山ケン
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