2018年6月17日日曜日

6/15 今年の手賀沼コブ白鳥ひな誕生








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20180615  今年の手賀沼コブ白鳥ひな誕生

手賀沼のコブハクチョウは3月から4月にかけて営巣、5月に入ると雛たちが一斉に誕生 彼らの1年が始まるのです。
関東地方では今年も例年とおり4月に「春の嵐:メイストーム」が来襲した。が、何とか凌いで 39羽が誕生です。
最近は遊歩道の直ぐ脇に営巣するペアーもいて 人、犬との距離が近過ぎて営巣放棄も目立った。

208-1 2018年白鳥データカウント
3月からサイクリング兼パトロール開始 毎年営巣場所がほぼ同じで、4月からは動向記録開始 営巣抱卵期間約50日間のホローの結果がこのデータです。

手賀沼では♂が一年中(ひなの食事場所確保のため)営巣場所の縄張り監視をするので他のペアーの侵入は少ない。しかし毎年あらたに適齢期になったペアーが必死になって親たちと縄張りの争奪戦を展開し 新/旧入れ替った所も増えてきました。
手賀沼のコブハクチョウは 家族のための生活エリアが年々狭まり そろそろ飽和状態です。

208-2 一番目のひな誕生
 5月ゴールデンウイークになると一斉に雛が誕生します。
このペアーは昨年6羽 今年も7羽が生まれました、撮影誕生2日目です。

2083 抱卵中の♀ 巣の補強に忙しい♂
巣造りは“”で主に葦の枯れ茎を集め 水面より高く作ります。

208-4 春の嵐の後 巣の補修
手賀沼は稲作の水源のため田植えシーズンには下流水門を調節し水位が1m近く上がる。それに春の嵐の来襲で波をかぶり このような光景が至る所で繰り返されるのです。

2085 カラスに襲われた卵
この巣は♀♂そろって朝の食事に出かけたすきに 以前から狙っていたカラスの襲撃で卵が破られ今回は抱卵放棄です。
手賀沼ではカラスが最大の天敵、誕生一週間程度までの雛は目が離せません。
今年はカラス襲撃が割と少なく被害1羽、それにこの巣の卵が破壊されました。

山ケン

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