2017年9月9日土曜日

9/8 身近に居る小さなシジミチョウたち









今週のテーマ;身近に居る小さなシジミチョウたち

散歩中 時々目の前をヒラヒラと花びらのように舞っている小さな蝶、
それがシジミチョウです。
シジミチョウは身の廻りに沢山いるのですが大変小さいく(前翅長は平均10~30㎜位)
なかなか気づきません。
世界中に生息している蝶の仲間の40%がシジミチョウといわれる程ですが、地味で
あまり目立たない(ヤマトシジミ・ウラナミシジミなど)のが多く認識している人は少ないのかもしれません。


168₋1 ヤマトシジミ

ヤマトシジミはカタバミ草を食草としているので、雑草の多い我が家にも毎日飛んできます。
止まっていると分からないですが、飛んでいるときに翅表が薄青色は♂、黒っぽく見えると♀で
すぐ判別できます。よく♀♂でランデブー飛行しています。

168₋2 ウラナミシジミ

翅裏の綺麗な波型が 江戸時代の“粋な旦那さんの羽織の裏地”の様ですネ!

食草;エンドウ インゲンなど栽培マメ類 ヤマハギ クズなど
豆科の花の季節が探しやすく畑でよく見かけます。
翅表はヤマトシジミに似て地味な灰色です。

168₋3 ベニシジミ

シジミチョウの中では大きいほうで カラフルなため目立やすいです。

食草は日本中何処にも自生しているタデ科の雑草で、場所は明るい草地であればいつでも見られます。
秋、セイタカアワダチソウでの撮影ですが、夏型の最後でしょう。

168₋4 ウラギンシジミ

翅の表裏の模様が全く違っていて、表は落ちついた柄で 裏側は銀紙のように
光って(168-2の蝶の裏全面がキラキラした銀色を想像してください)
翅を立てていると全く別の蝶に見えます。
翅の裏側の特徴が名前になっているシジミチョウの典型です。

食草;クズ フジ 場所は樹林地や樹林の多い公園などです。
柿の実があると秋に成虫が良く集まり、常緑樹の植え込みで成虫越冬するとの事です。

山ケン

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