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1. 今週のテーマ;江戸城北の丸 清水門、田安門の桜
今週 満開直前の北の丸に
江戸城の風情を求めて写真撮影に行ってきました。
千鳥ヶ淵など北の丸公園はまさに人波で賑やかでしたが、
清水門は静かな桜景色でした。
146₋1、2 清水門
清水門の創建年代は不明ですが、
四代将軍家綱(1651~1680) 時代、
明暦の大火(1657)の後 万治元年(1658) に再建されたものです
(櫓門の城外側にある高麗門の扉釣金具に残る刻印から判明)。
その昔(明暦大火の後)五代将軍綱吉など歴代将軍らが
本丸から内堀の北桔梗門を通り抜け江戸の町境になる
「火除け地(延焼防止の区画整備地)」北の丸を歩き清水門に来て
“桝形門(高麗門と櫓門が四角い桝状の形)”を見下ろし
桜を愛でていたのかもしれません。
(このカメラポジションのように・・・山ケン)
*門は櫓門上内部が破損、明治、 大正と放置され解体撤去保存されていたものを
昭和36~41年の修理で復旧復元整備し今の姿になりました。
146₋3 清水堀の桜
北の丸は清水堀と牛ケ窪、 千鳥ヶ淵に囲まれ今も昔のままの姿が残っています。
146₋4 田安門の桜
火除け地だった北の丸は、八代将軍吉宗(1716~1745)に なって
御三家の田安徳川家、清水徳川家の上屋敷になったのです。
* 清水門と田安門は江戸城で建立年代の判明している数少ない遺構の 一つで、
重要文化財になっています。
山ケン
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