2016年9月17日土曜日

9/17 カメラ散歩 江戸城に現存する櫓












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今週のテーマ;カメラ散歩 江戸城に現存する櫓

数多くあったという江戸城の櫓も度重なる火災や地震で損失、
現存するものは伏見櫓、富士見櫓、桜田巽櫓の三基になってしまいました。

【櫓(やぐら)】⇒城門や城壁の上に造った一段高い建物。
        敵状偵察や攻めてくる敵を撃退するための高楼。

117₋1 伏見櫓

江戸城の象徴的な伏見櫓は
三代将軍家光の頃に京都の伏見城の櫓を移築したといわれています

関東大震災で倒壊、現在のものは解体復元したものです。

117₋2 二重橋“正門石橋”と伏見櫓

二重橋という名前は皇居内にある橋の通称です。
皇居正門から長和殿へ向かう途上の二重橋濠に架かる“鉄橋”と“石橋”のことで、
写真は“正門石橋”が正しいとの事です。

117₋3 霞が関ビルから富士見櫓望見

富士見櫓は外部からはなかなか全貌が見られないのですが、
この写真では「八方正面の櫓」と呼ばれた特徴ある三重櫓の美しい姿が偲ばれます。

江戸城のほぼ中央 旧本丸の南東端に位置する最も古い建物で現存する唯一のものです

櫓の初代は将軍が秀忠になった慶長11年(1606)城内で一番高い場所(標高23m)に
本丸と同時に建てられ富士が見えることから富士見櫓と命名。

明暦3年(1657)の大火で焼失の後 万次2年(1659)家綱のときに再建。

富士見櫓は再建後 大火で焼失した天守閣に代わって使用されたと伝えられています。

関東大震災で倒壊したが主要部材に旧材を用いて修復され現在に至っています。

117₋4 桜田巽櫓

皇居外苑に接している桜田巽櫓は本丸から東南(巽)の方位にあることから命名。

この櫓も関東大震災で損壊後解体復元されたものです。

【巽(たつみ)】⇒方位角の名で 辰と巳の間

山ケン

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