山ケン【山田賢次】です このmailはBCCでお送りしています。
写真便り20150116号
手賀沼には“渡りを忘れた”コブハクチョウが住み着いています( 30-4 KEN手賀沼忘備録より)。
30-1 手賀沼で生まれ育ったコブハクチョウの家族の縄張りに
近くの白鳥飛来地からコハクチョウの子供達が餌場を探しに飛んで 来ました。
初めは100mほどの距離に着水、だんだんと近づき この写真の後は仲良く子供どうしの交歓会です。
*左の5羽が今年ここで生まれたコブハクチョウの子供達、
右側の4羽がシベリアで生まれ日本に渡って来た子供のコハクチョ ウです。
30-2 そこに縄張りの主、 コブハクチョウのオス親が帰ってきてコハクチョウを追いかえして しまいました。
オス親は縄張り管理が生活のすべてで「縄張りに侵入」 する白鳥を全て追い出し、次の繁殖行動に備えるのです。
30-3 オス親は春が近づくと繁殖場所の確保のため、 自分の子供まで縄張りから追い出します。
子供は追い出しの理由が分からない為 おろおろするのですが、やがて縄張りから去って行きます。
その間メス親は遠くから見守るだけで 決して手出しはしません。
30-4 手賀沼は僕のオフタイムの生活フィールドです。周囲 約20㎞を自転車、自動車で(ガン闘病中も休まず) 走り回っています。
おかげで体力の維持ができ、元気な生活が続いています。
*僕の手賀沼のコブハクチョウ観察は、 我孫子市の“鳥の博物館”員がつくった
「手賀沼に寄留した白鳥ペアーの記録報告“1987~1994” 」を見て興味を持った1999年から
始め今年で15年になります。
【参考】コハクチョウ、 オオハクチョウもコブハクチョウと同じカモ目カモ科ですが
秋にシベリアから渡ってきて冬を過ごし早春に“北帰行する渡鳥” です。
山ケン
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