2017年1月21日土曜日

1/20 小石川植物園







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今週のテーマ;小石川植物園

 今日1月20日 大寒
寒に入った1月6日小石川植物園に自転車を飛ばして来ました。

小石川植物園は日本最古のもので徳川綱吉が造った“小石川薬園(貞享元年:1684)”が基で、
明治政府が東京医学校としたのが始まりです。

ここは昔 北西から南東に流れていた千川(今は地名痕跡のみ)と、
東の荒川に挟まれた典型的な段丘*地帯で平坦な土地と川の浸食で出来た急傾斜地と
泉水池などがあります。
江戸城ゆかりの電通院の広大な寺領だった場所に
161,566㎡(約4万9千坪)もある広大な場所です。

園内には吉宗時代の有名な“小石川養生所”の井戸が現存しているなど、
今も当時の遺構発掘が続いていました。

 *段丘⇒平坦な土地が川・海などにより浸食され急傾斜や崖になっている土地。

135₋1 泉水の向こうに見える旧東京医学校本館

段丘の下にある瀟洒な建物が「旧東京医学校本館
(明治7年:1874、東京大学医学部の直接の前身)重要文化財」です。
手前にある泉水は季節には水生植物の楽園になります。

135₋2 散策道

冬の午後、南西に面した段丘の小道は明るく木々の枝ぶりが楽しめる散策道です。
左側の真直ぐ伸びた木は「メタセコイヤ」と言って生きた化石と言われ
日本では150万年前に姿を消したのですが中国で生存が発見され日本にも移植、
今では子孫が各地の公園木として植えられ、大好きな手賀沼にも随所で育っています。

135₋3 次郎稲荷

段丘には江戸時代からのお稲荷さん“太郎”と“次郎”が当時のまま残っていました。

135₋4 もう咲いた寒桜

段丘上部の広大な平地には歴史ある「薬園保存園(江戸時代から引き継がれている)」
「分類標本園」「温室(只今改修中で2019年開園予定」、各種樹木類が1500種もあり、
梅林、桜道、カエデ並木などがあり、風景写真に魅力的な場所です

この日は早咲きの梅3種、蝋梅、寒桜、スイセンが咲いていました
今年は季節を選んで足を運び「傑作?」を撮る予定です。
乞うご期待! (笑)

山ケン

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