2016年1月8日金曜日





山ケン【山田賢次】です。このmailはBCCでお送りしています。
写真便り20160108(81)号 今週のテーマ;浅草寺

今年は隅田川と橋、その付近を主にレンタ自転車利用で写真スケッチの予定です。





先ず手始めは隅田川吾妻橋の袂にある浅草寺です。

浅草寺本堂(観音堂)の周りには 西隣に“影向堂(ようごどう)”がありお堂・仏
さまが、
東側には“浅草神社(三社様)”があります。さらに
三代将軍家光に 慶安二年(1649)に寄進された重要文化財“二天門”など貴重な建
造物が多く
浅草は昔を忍ぶ懐かしい場所です。

81-1浅草寺仲見世
最近の仲見世は参詣人の半数近くが外国の人たちで1年中が縁日のような賑わいで
す。

81-2浅草寺本堂(観音堂)
話は古く 推古天皇36年(628年)、現・隅田川で漁をしていた兄弟の網に小さな仏
像がかかった。
仏像は身の丈一寸八分(約5.5㎝)の金色の観音像だった。兄弟は出家し自宅を寺に
改めて供養した。
これが浅草寺の始まりです。
大化元年(645)、勝海上人(しょうかいしょうにん)がこの地に参り観音堂を建立
し、
夢告によりご本尊をご秘仏と定めた。
天安元年(857)に延暦寺の僧 円仁(慈覚大師)が秘仏の前立ちとしてご本尊を謹刻
した。
以来今日までこの伝法(でんぼう)の掟は厳守されています。

81-3影向堂(ようごうどう)
影向堂は生まれ年(干支)毎の“守り本尊”をお祭りをします。
今年の干支の申は“大日如来”で28日が縁日です。
年男、年女はどうぞお参りください。

影向堂の周りに建立された仏さま・御堂は20以上あり参拝は大変ですが、
落ち着いた雰囲気で昔を忍ぶのに良い場所です。

81-4おびんずるさん
長野善光寺や西国三十三所で有名な“賓頭慮(びんずる)尊者”が浅草にも居られま
す。
町の人に「おびんずるさん」と親しまれている“なでぼとけ”がそれで
病の部分と同じ箇所を「なで さする」と病が治ると言われ 今でも参拝者が絶えませ
ん。
さすが外国の人は少ないですネ

皆さんもどこか気になる所があるようでしたらどうぞ!

81-5三社様
毎年5月に行われる例大祭が御神輿で有名な“三社祭り”です。
江戸時代から続く三社祭は 明治になって実施された神仏分離により浅草寺と浅草神
社の社が
別扱いされたのですが 江戸っ子の気持ちは昔と全く変わらない盛大さです。

山ケン

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