写真便り20150306号
テーマ⇒手賀沼と魚
手賀沼は1671年(寛文11年)から幕府が年貢の増収を図るために開拓がはじまったと記録にあります。
しかし、水位レベルが利根川とほとんど同じであったため洪水, 堤防決壊が頻発 なかなか干拓は捗らずに
1873年(明治6年)になってようやく絵図にある埋め立て新田ができたのです(37-4 茶黄色部分)。
その後 さらに干拓がすすみ現在の姿になったのが1968年(昭和43年)です。
なんと三百年の歳月がたっていました!
37‐1 現在の手賀沼と明治6年開拓中の絵図です。
37‐2 手賀沼、冬の休日は小魚釣りで賑わいます。タナゴは少なくなったのですが・・・
37‐3 冬の釣りはふな釣りです! 夜明け、釣り場に急ぐ釣り天狗たち。
手賀沼には外来魚(アメリカ鯰、ブラックバス、ブルーギルなど肉食魚)
が増えてしまい、昔からの魚が最近めっきり少なくなっています。
37-4 昨年(2014)、
千葉県による手賀沼での“魚の生息調査”同行時に撮影した“アメリカ鯰”です。
大変獰猛な魚で小魚だけでなく、水辺に近づく生き物なら小鳥、
この沼は利根川に接しているので外来魚が増えてしまったようです。
山ケン
0 件のコメント:
コメントを投稿