この“写真便り”原稿の推敲中に「東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡に“緊急非常事態宣言”」発出の速報です!
お互いに経験したことのない生活になりますが
頑張りましょう。
303
20200410
桜の春が過ぎれば
次は“藤”。
東京下町で江戸時代からの藤の名所が“亀戸天神社”です。
303₋1藤まつりの亀戸天神
学問の神様として信仰を集め、藤の名所で名が知られる亀戸天神社は明暦の大火(1657年)で全焼、四代将軍 家綱の努力で大宰府天満宮にそっくりな“本殿”“太鼓橋”“心字池”などが再建され江戸の名所になった。その後1945年 (昭和20)の大空襲により二度目の焼失。1961年(昭和36)に拝幣殿が、1979年(昭和54)に本殿が再建され 漸く今の姿になったのです。
本殿の手前の朱塗りの“女橋”、藤の花のアップ
心字池、このアングルはなかなか気付かないアングル(山ケンだけ?) と思い込み 一枚パチリでした。
303₋2 広重「名所江戸百景;亀戸天神境内」
広重(1856年大判錦絵)の作品“名所江戸百景:亀戸天神境内”は現在も新刷りの商品が沢山市場に出ています。しかし版画の為 それぞれの色つかいが違い
一番朱色が派手なのが「国会図書館蔵版」でしょう。
が、このWikipedia掲載版(本号)が山ケンの好みに合いました。
303-3 北斎「諸国名橋奇覧;かめいど天神たいこはし」
北斎画は“男橋”を北斎一流の誇張した少し戯画チックな絵で楽しくなります。この作品はあまり知られて居ないと思い紹介しました。
303-4 藤の花
舞妓さんの髪簪(かみかんざし)の藤にそっくりな小さな花弁はまるで蝶々が枝に連なっているのを連想させ美しい紫ですが
意外と写真家(や)泣かせの花の姿と色です。
藤まつりは例年4月下旬~5月初旬ですが・・・今年は無理ですね。
山ケン
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