250
20190405
新元号“令和”が決まりました。
250₋0 新元号“令和”
【元号の話】
日本の元号は 飛鳥時代 第36代孝徳天皇(596~654年)の“大化の改新”以降使われるようになり 初めの元号は“大化”。
江戸時代までは“年号”と同じ特定の年代の“称号”として扱われ
改元(変更)は「何かある度」年の途中でも実施されることがあった。
250₋1 菊花紋
江戸城が皇居になって 櫓(ヤグラ)の鬼瓦は“三つ葉葵”から菊花紋に。
*天皇家“菊花紋”の起源は“後鳥羽上皇(鎌倉時代)”が用いてからと言われています。
250₋2 現在の宮殿と伏見櫓
元号は明治維新により
“一世一元”に定着した。二次大戦終戦後 「旧皇室典範・登極令」が廃止され 元号不要論などが出てなかなか結果が出せず1979年(昭和54年)漸く法制化され法的に『一世一元』になった。
*明治天皇(122代)⇒元号244番目“明治” *大正天皇(123代)⇒元号245番目“大正” *昭和天皇(124代)⇒元号246番目“昭和”
平成の“今上天皇(125代)”は 2019年4月30日に退位
247番目の元号“平成”になります。
250₋3 皇居の春
現皇太子が天皇に即位する2019年5月1日より248番目新元号は“令和”。
【元号の出典】“令和”は日本最古の歌集“万葉集”巻五 梅花(うめのはな)の歌三十二首の序文(大伴旅人を中心とするグループが詠んだとされる)から引用された。
〇天平二年(730年)正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いえ)にあつまりて 宴会を申(ひら)きき。
初春令月 気淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香
「 初春の令月にして、気淑(き よ)く 風和(かぜ やわ)らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひらき)、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす。」
250₋4 天守台の松の木
2019年初夏の皇居、江戸時代から残る天守台に
端麗な一本の松の木が
新元号“令和”を謳歌するように勢いよく茂っていました。
山ケン
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