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20181228
平成30年最後の“写真便り”です。
上野界隈散歩シリーズ
第七話 上野にもある東照宮
「上野東照宮
は2009年
(平成21年)から2013年
(平成25年)まで修復工事が行われ、2014年
(平成26年)から公開されました。
*重要文化財です
236-1 上野東照宮
徳川家康が生前「江戸の町が見える所に“社”ほしい」と言ったことを記憶していた藤堂高虎は「大御所家康を祀る“社”
1646年(正保3年)
天皇から 東照大権現を「東照宮」と宮名を拝領。
徳川家光が「日光東照宮」の大改築を終えた1651年(慶安4年)
寛永寺の中の東照大権現社の改築を指示し日光と同じ「東照宮
と命名
落慶した。
*現在は“上野東照宮”と呼び
日光と区別している。
236₋2社殿“金色殿”
この社殿は
徳川家光が改築したもので、江戸の大火、上野戦争、関東大震災、東京大空襲など全て焼失を免れた幸運な社です。
*写真の金色堂が見える透塀の内部(カメラ位置)は見学(有料)で
きますが内部は非公開
撮影禁止です。
236-3唐門と透塀(すきべい)
正式名称は唐破風造り四脚門(からはふつくりよつあしもん)。
柱の四額面には、日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎作の上り龍・降り龍の彫刻(写真;扉の左右)。外が見える透塀(塀の緑色部)の上段には野山の生き物、下段には海の生き物など200枚以上彫られていて極彩色のものです。
*平成の保存修理工事では江戸当時の姿を蘇らせるためにすべての
彫刻に造営当時の顔料を使い金箔の上に彩色を施した素晴らしい
ものです。
236-4唐門
門の扉の上には亀甲花菱、正面上部には錦鶏鳥・銀鶏鳥の透かし彫。日光東照宮にも負けない精巧なものです。
*唐門は普段見られます是非機会をつくってご覧ください。
【年末後記】
来年も健康(ボケ・体力・病気対策)維持で
写真便りが出せるように頑張ります。
よろしくお願い致します。
皆さん 良いお年をお迎えください。
山ケン
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