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20181012
天下祭り「山王祭り/神幸祭
「山王祭り/神幸祭
は徳川家康が江戸城入城以来の城の鎮守としている山王社(日枝神社)の大祭で、二代将軍秀忠の元和2年(1616)から始まった“天下祭りで
主祭神の大山咋神(おほやまくひのかみ)が城へ行幸
城主が上覧する祭り”です。
*催事は3年ごとに実施、次回は2020年です。
*この祭りは京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本三大祭と言われ、
注;今年(2018)はスケジュールが合わずに撮影出来ず、写真は2016年の「400年祭
のもです。
225-1 皇居前を行く鳳輦(ほうれん)の列
“神幸祭行列”は寛永12年(1635)三代将軍家光が江戸城内の楼上にての上覧以来(記録あり)の行事になり
明治新政府設立の混乱期を除き、新「皇居」になってからも引き継がれ
現在に至っています。
*神幸祭は赤坂の日枝神社から総勢500名、300mの列を繰り出し
皇居における上覧祭の後、行列は江戸の町を練り歩く盛大なものです。
225-2鳳輦
鳳輦(ほうれん)⇒屋根に“鳳凰”の飾りを付けた天子の乗り物で
天皇の正式な乗り物でもある。
*屋根飾りは公式では“鳳凰”、私事では“葱花(そうか:金色の花)になります。
225₋3皇居阪下門前で行われる上覧祭
現在は鳳輦が皇居内に入ることはなく坂下門前で祭礼が行われます。
225₋4 一番渡り 諫鼓鶏の山車
大坂夏の陣に勝利して江戸へ凱旋した二代将軍徳川秀忠が
日枝神社の6月大祭では「太平の世を祝って諫鼓鶏(かんこどり)の山車を末代に至るまで一番で渡せ」と上意したことにちなんで以来一番山車は諫鼓鶏が務めることになったのです。
行列はこの後京橋、日本橋の江戸の中心街で町神輿と一緒になった「山王祭り」になるのです。次の機会を見て写真便りにします。
山ケン
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