2014年12月13日土曜日

12/12

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20141212

冬になると手賀沼には冬鳥が飛来して にぎやかになります。が・・
東北大地震の翌年(2012)から“ガン・カモ”類の冬鳥がめっきり少なくなった気がします。
替わりに昨年(2013)まではあまり見かけなかった「カンムリカイツブリ」が
1107日に約40羽が集団飛来したのを確認しました。
カンムリカイツブリは静岡以西ではごく普通の飛来冬鳥なのですが・・
原因は暖冬? 東北地震のせい?・・・分かりませんネ。



25-1 シラサギ(コウノトリ目 サギ科)の仲間には大、中、小がいて
   この写真は正確には「チュウサギ」です。
くちばしの色が冬は茶色、夏は黒くなります。サギは鶴と違って首を曲げることができます。

 【参考】 ・中 チュウサギ⇒全長≒6572㎝ 
         (全長⇒くちばし先端~尾の先まで(足の長さを無視して測ります)
          ・小 コサギ⇒全長≒5565
          ・大 ダイサギ⇒全長≒80104





25-2 手賀沼には冬になるとユリカモメ(チドリ目 カモメ科)が増えます。
彼等は大変すばしこく、雑食性で他の鳥の餌を平気で横取りします。
時には人の子供が食べているお菓子まで略奪する素早さです。
   この写真は人がオオバンに投げた餌を横取りした瞬間の場面です。
   このシーンの後0.1秒ほどで離水しました。
 
【参考】 
  ・カモメ等の海鳥は翼開長(翼を広げた長さ)が全長に
   比べて2以上のものが多く
    ⇒ ユリカモメは全長3743㎝ 翼開長94110
       *撮影は10コマ/秒で行い、中の1コマです。



 25-3 カワウ(ペリカン目 ウ科)は潜水して捕食に適すように発達した羽には油が少なく、
 長く潜ると羽の濡れが多くなり 頻繁に乾かさなければなりません。
    そのため、必ず風上に向かって羽を広げ 乾燥させるのです。
    
    【参考】
     ・カワウ 全長≒80101㎝  翼開長≒130160
  ・この鳥は首まわりが大変きれいな事と風切羽が全て
   そろっていることで若い鳥だと思います。
   歴戦の鳥は齢をとると人間の歯のように 
   羽が抜け落ちて「羽抜け」になるので老鳥と分かります
   (山ケンの推測です ・・笑!)





25-4 カンムリカイツブリ(カイツブリ目カイツブリ科)は カイツブリの仲間では一番大型です。
冬の手賀沼には通年住みついている「カイツブリ」の他は少数ですが
「ハジロカイツブリ」がいて、カンムリカイツブリを加えると3種になります。

【参考】 
 ・カイツブリ 全長≒2529㎝  
 ・ハジロカイツブリ 全長≒2834㎝  
 ・カンムリカイツブリ 全長≒4661

山ケン

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山田整コメント)
なんか メールが長くなってきて
Webへ転記するときの編集が大変。。。特に改行。

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