2014年12月26日金曜日

12/26 夜景撮影

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20141226

今回は夜景撮影です。

皆さん クリスマスは如何でしたか
今年は青色REDが全盛でどこに行ってもREDだらけですネ
でも数年前のイルミネーションは電球光時代でした。
ノーベル賞の今年、街でのイルミネーション撮影にはまさに「今でしょ!」なのですが、
齢をとるとなかなか街中に出かける元気が少なくなり、今回の写真は少し古いものです。
カンベンしてください。




27-1 南青山界隈は有名ブランド店が軒を連ね夕刻の散歩者の目を楽しませてくれます。

   *夜の撮影は露出補正をマイナスにしましょう⇒この写真は補正マイナス0.7でした
   *夜景は日暮れ30分くらい前後の空が良く似合います。





27-2 ミッドタウンのコンコースのイルミネーションは電球光でアクリルファイバー利用でし
た。
*補正マイナス1.3です





27-3 「今夜は道草せず家に帰ろう」

*補正 電車のテールが明るいので マイナス2.0でした。

山ケン

2014年12月20日土曜日

12/19 カメラ片手に街で気楽なウインドウショッピング

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20141219

今回はカメラ片手に街で気楽なウインドウショッピングです。

テーマ⇒被写体はショーウインドウ内/外の主人公たちです。

・ショーウインドウ撮影は、外部との関係を表現したいとき(参照:26-4など)以外は
極力外部光がガラス反射しない工夫が肝要です。
・画面に映った人の扱いは「個人情報」「本人からクレームが出ない」の判断に注力します。
・人が主人公の場合、写真展などに投稿するのであれば「本人了解が必要」のケースが多いです。
      ・26-4のケースでは「クレームが出ない」と判断しています。
        ・20140829号の「a11開宴を待つ」では「個人情報が写っていない」と判断しています。




26-1 電球色光だけのショーウインドウを見て、
仕事帰りなのにふと昔に帰ってカメラを取り出してしまいました。  
     ・ガラス製品などは透明感を出すため逆光をうまく使うのがコツでしょう
  ・露出補正:マイナス0.7 




26-2 なんて言ったって ここは浅草です。思わずシャッターをきりました。 
      ・   順光⇒カメラ任せ




26-3 「お花をどうぞ」 デパートのマスコット人形です。
    奥方同伴での買い物の待ち時間を利用して被写体を探しました。
      ・露出⇒カメラ任せ



26-4 ふと立ち止まった彼、マネキンさんの目線とのずれにドラマを感じました。
       手に持っているのは街のガイドとパスポート?
        ・ 露出⇒日陰の彼を意識して プラス03





再掲 20140829号の「a11開宴を待つ」

山ケン

2014年12月13日土曜日

12/12

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20141212

冬になると手賀沼には冬鳥が飛来して にぎやかになります。が・・
東北大地震の翌年(2012)から“ガン・カモ”類の冬鳥がめっきり少なくなった気がします。
替わりに昨年(2013)まではあまり見かけなかった「カンムリカイツブリ」が
1107日に約40羽が集団飛来したのを確認しました。
カンムリカイツブリは静岡以西ではごく普通の飛来冬鳥なのですが・・
原因は暖冬? 東北地震のせい?・・・分かりませんネ。



25-1 シラサギ(コウノトリ目 サギ科)の仲間には大、中、小がいて
   この写真は正確には「チュウサギ」です。
くちばしの色が冬は茶色、夏は黒くなります。サギは鶴と違って首を曲げることができます。

 【参考】 ・中 チュウサギ⇒全長≒6572㎝ 
         (全長⇒くちばし先端~尾の先まで(足の長さを無視して測ります)
          ・小 コサギ⇒全長≒5565
          ・大 ダイサギ⇒全長≒80104





25-2 手賀沼には冬になるとユリカモメ(チドリ目 カモメ科)が増えます。
彼等は大変すばしこく、雑食性で他の鳥の餌を平気で横取りします。
時には人の子供が食べているお菓子まで略奪する素早さです。
   この写真は人がオオバンに投げた餌を横取りした瞬間の場面です。
   このシーンの後0.1秒ほどで離水しました。
 
【参考】 
  ・カモメ等の海鳥は翼開長(翼を広げた長さ)が全長に
   比べて2以上のものが多く
    ⇒ ユリカモメは全長3743㎝ 翼開長94110
       *撮影は10コマ/秒で行い、中の1コマです。



 25-3 カワウ(ペリカン目 ウ科)は潜水して捕食に適すように発達した羽には油が少なく、
 長く潜ると羽の濡れが多くなり 頻繁に乾かさなければなりません。
    そのため、必ず風上に向かって羽を広げ 乾燥させるのです。
    
    【参考】
     ・カワウ 全長≒80101㎝  翼開長≒130160
  ・この鳥は首まわりが大変きれいな事と風切羽が全て
   そろっていることで若い鳥だと思います。
   歴戦の鳥は齢をとると人間の歯のように 
   羽が抜け落ちて「羽抜け」になるので老鳥と分かります
   (山ケンの推測です ・・笑!)





25-4 カンムリカイツブリ(カイツブリ目カイツブリ科)は カイツブリの仲間では一番大型です。
冬の手賀沼には通年住みついている「カイツブリ」の他は少数ですが
「ハジロカイツブリ」がいて、カンムリカイツブリを加えると3種になります。

【参考】 
 ・カイツブリ 全長≒2529㎝  
 ・ハジロカイツブリ 全長≒2834㎝  
 ・カンムリカイツブリ 全長≒4661

山ケン

/////////////
山田整コメント)
なんか メールが長くなってきて
Webへ転記するときの編集が大変。。。特に改行。

2014年12月5日金曜日

12/5

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20141205

もう12月です。
東京でも12月になるとさすがに黄葉・紅葉の季節。
日比谷公園は僕の“万歩計稼ぎ”の寄り道ルートです。
普段はとても1万歩なんて歩けないので・・・そのお蔭でこんな景色に巡り会えます。


24-1 銀杏は東京都の木です。
日比谷公園は歴史も古く銀杏の大木が多いので
落葉刈りも例年の季節の行事です。
     *銀杏の黄色を引き立てたいときは露出補正をプラス(03)
      にして全体を明るくしたいです。

24-2 如何ですか この景色は とても都心と思えませんネ 
   僕のとって置きの場所です。
         *もみじの赤色に注目したいときの露出は、
      “カメラ任せ”に比べてかなり暗くすると良いです。
       露出補正はカメラにより異なりますが、
      このカメラでの露出補正はマイナス1.3でした。

243 木枯らしによる枯葉の吹き溜まりの公園。 
   書類を抱えたこの女性はオフイスに戻るところでしょうか・・
     *この絵のように太陽を入れない逆光でも、
      黄葉を中心にしたときはプラス補正が良いのですが
       今回は路面の影を強調したかったので、
      黄葉の鮮やかさを捨てて補正をマイナス1.0にしました。






2014年11月28日金曜日

11/28

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20141128

今日は都会のランチタイム スケッチです。

僕は風景をカメラファインダーにように指でつくった枠に入れて眺めるのが
中学生のころからの“癖”でした。
外出先での都会空間撮影は色々なドキュメンタリー ストーリーを想像できます。
 
23-1 独り読書とランチ・・・オフイスから離れホットした一瞬かもしれませんネ
    でも、僕は黒いスーツの女性が気になりました。 就活の会社訪問でしょうか?

23-2 小春日和の一時を過ごす若者たち、職場の雰囲気が想像できる和やかさです。

233 「ごはん 食べたから 遊ぼうーっと!」
   親たちのおしゃべりなんか関係無しですネ

山ケン







2014年11月22日土曜日

11/21

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20141121
今日の写真は花のイメージ表現がテーマです。

22-1 今年は裏庭のサザンカの花付きが最高でした。
   花のクローズアップは花芯を入れるのが正道と言われます。が、
あえて花芯を見せずに「清純さ」を表現したくなり
雨上がりに隣家の壁の色をバックに撮影しました。
「少女の頬」のイメージになったでしょうか?
     露出補正は「プラス0.3」です。

22-2  薔薇は色と形で表情が大きくかわります。
     ピンク色でしたので、「少女の頬笑み」をイメージしました。
     露出を「プラス0.7」としてハイキー(画面全体を明るく)にしました。
  
22-3 花芯はさまざまな姿を見せてくれます。
    この花は友人からのお見舞いの花で、名前もわからなかったのですが、
花芯の姿が楽しそうだったので花弁の透明感と花芯のクローズアップを
「半逆光 露出プラス0.3」で撮影しました。





2014年11月14日金曜日

11/14

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。


今日のテーマは都会空間“東京駅”です。

21-1 東京駅丸の内風景
    この写真、昔から有る建物は郵便局(地下換気塔の後ろ側)の前面部分だけになってしまいました。
    
21-2  東京駅北ドーム
     初めてこのコンコースに来た人は必ず八角形のドームを興味深く見上げるようでう。
     皆さんは如何でしたか?

21-3  復活東京駅
   東京駅は大変長く北から南まで3百数10mあるので、写角180°の魚眼レンズでもこのような
   状態でした。
   東京駅は今年で100歳になります。
   正面の出入り口は昔は天皇陛下専用だったそうですが、今はどうでしょうかネ?




2014年11月7日金曜日

11/7

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

11月、写真便りもこれで20号です。写真便りの画像選択がますます楽しくなってきました。
毎週の編集作業と、新たな撮影計画そして撮影行が僕にとって最良な老化対策になっているようです。
多忙な皆様には煩わしいことでしょうが、おつきあい頂き感謝しています。

今日のテーマは手賀沼の朝の姿です。

20-1 たった独りの青の世界 
白鳥のオスはメスが抱卵中ずっと縄張りへの侵入者監視を続けています。

20-2 黄金色の朝 
子育てが終わった夫婦は日の出と共に必ずそろって食事に向かいます。

20-3 いぶし銀の湖面を行く  
ときに夫婦は朝日を浴び縄張りを離れ連れだって遠出します。




整コメント:どれもすばらしい 特に青 気持ち良い

2014年10月31日金曜日

10/31

山ケン【山田賢次】です このmailBCCでお送りしています。

写真便り20141031

1 a19 我孫子の手賀沼湖畔にある1本のケヤキ。
このベンチは散策者の憩の場所です。
     この木を主人公に撮影を続け、5年以上たちました。

2 b19 例年初夏は鳥のヒナの遭難が多く、今年は近くの寺に住むフクロウのヒナが遭難しました。
僕の友人(ボート場経営)は35年以上も千葉県の動物保護委員を続け、家族をあげてヒナの一時保護をしています。
元気になって飛べるようになったら県に報告し担当者立ち合いのもと安全な場所に放鳥するのです。
今回、フクロウは初めての保護で、勝手が分からずに与えた食べ物を食べずにいたので、
ぼくが「フクロウは夜、ねずみなど視界内で動くものしか食べない」と助言。 
ケージを少し暗くして釣り竿の先につけたとり肉片を目の前でぶらぶらさせたらようやく食べることに成功。
1ケ月で放鳥にこぎつけました。

3 c19 ハゼラン と言いますが蘭の仲間ではありません。マツバボタンなどの仲間「スベリヒュ科」です。
熱帯アメリカ原産で明治の初めに持ち込まれたと伝えられています
    家の裏庭で鳥に運ばれてきた種が発芽開花しました。花は45の小さなもので必ず午後3時前後に咲き、
    「3時草」と異名があるそうです。その日に閉じて種(写真の赤い玉)を作ります。
葉はやわらかくホウレンソウに似て割と大きく花径はしっかりとして背丈は4,50㎝です。
種をストックしなかったので翌年は出ませんでした⇒1年草です。

次は11 07日です。